報道官(広報?)のレベル

この報道官のレベルを凌駕できる人材が日本(の霞が関)にいるとは思えない。

総務省で偉くなっても、せいぜい、司会程度。総理大臣の息子のワイン飲んで、身を引いたと思ったらちゃっかりフジテレビで禄を食んでいた。

せめて、レベルをこれくらいに挙げてから好きなワインでも飲んでるならまだしも、日本の低レベルを如実に示している。

というか、与野党含めて、あるいは大学教員含めて、これだけの伝達力を持つ人材は、日本においては「稀有」ではないだろうか。これが国力の差になっている。

まともにしゃべれない人材が多すぎて、結局、芸人あるいは芸人化した「著名人」が跋扈しているのが、昨今のYouTube界隈。これを突き詰めていけば、日本人の言語能力は低下の一途をたどらざるを得ない。

人間の成長とは「向上心」によるところが多い。しかし、組織人となり、上昇志向の中で泳ぐうちに「向上心」が「功名心」になっていき、異なる能力開花に知能が使われるようになるのだろう。

ただよりうまいワインはない!

功名はフジテレビで見事に開花している らしい。

酒飲む以外に政府広報などろくに仕切れもしないでも「政府高官」という身分で世の中を渡っていける国の役人の根性は、途上国レベルである。そんな彼らが、さしたる能もビジョンもない政治家を転がしていること自体が、そもそも「途上国」そのものである。