三毛猫のオスと染色体

三毛猫のオスが珍しいのは、染色体に原因があるのだそうだ。詳しい話は知ったかぶりをしてもメッキが剥がれるのでやめときますが、ようはメスは「XX」で、オスは「XY」であるわけですが、「XX」だと2色にしかならないのが普通であるというのが猫の仕様になっているようです。

猫の場合の毛の色で、X染色体に組み込まれている遺伝子が「ホモ」になると三毛になるということのようで、つまり「メス」なら三毛は珍しくはないけれど、オスなら通常はあり得ないということになります。

とはいえ、実際にオスの三毛がいるわけで、それはなぜかと言うと染色体が「XXY」になっているからだということです。

それがどういうことなのかは医学の話になり、とても踏み込む気もしませんが、猫にあるなら人間にもあるのではないかと思ってググって見たら、やはりあるようです。

これはネットで拾った話なので真偽のほどは不明ですが「XXY」染色体の場合、身長が平均より高い傾向があり、知能は家族の平均より少し低い傾向があるようですが個性の範疇として捉えられるぐらいのことのようです。

対する「XYY」の場合だと、行動障害リスクが高くなる傾向があり、自閉症の原因ともなるようなことが書かれていましたが、女性にも自閉症があるようですから、染色体だけが原因とは言い難い気もします。

「XX」また「XY」の組合せしかないはずなのに、どうしてそういうことが起きるのかというと、6割が母親由来で4割が父親由来だそうです。いずれにせよ性染色体の分離が不完全であることが原因だそうです。

「LGBT」と言う言葉をよく目にするようになりましたが、単に好みの問題である場合もあるかもしれませんが、遺伝子が絡んでいるような場合も考えられる気がします。

一言で言えば三毛猫も含めて趣味嗜好のみならず生物としての「多様性」と言うことでしょう。

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