「枕草子」が描いた世界《其の07》
2023年5月6日
16か17歳の藤原定子は、清少納言を女房にしたのには、明確な理由があったはずである。 清少納言の父親である清原元輔も歌人であったし、祖父の清原春光に関しては詳細が不明となっているが、曽祖父の清原深養父は、勅撰歌人であり勅 […]
「枕草子」が描いた世界《其の23》
2024年11月8日
宮仕へする人々の出で集りて、おのが君々の御ことめできこえ、宮のうち、殿ばらのことども、かたみに語りあはせたるを、その家のあるじにて聞くこそをかしけれ。家ひろく清げにて、わが親族はさらなり、うち語らひなどする人も、宮仕へ人 […]
「枕草子」が描いた世界《其の20》
2024年7月13日
「其の19」で「宮中を出て400メートル南に行った「朝所に移る」としたのは、定子が喪中だからとしたものの、実際には関白・道隆が死去したことにより冷遇がはじまっていたということ。 屋のいとふるくて、瓦ぶきなればにやあらむ、 […]