「ひよこフィルター」使ってみた

見たくない言葉を「ぴよぴよ」に置き換えるchrome用のフィルターがあるとテレビでやっていたので早速、取り組んでみました。

赤の点線で囲んだところは、既にインストールしてあるので「Chromeから削除します」となっていますが、初めてなら「インストール」となっているので、そのボタンをクリックしてChromeにインストールします。

➀のマークをクリックするとプルダウンが表示され、そこに「ひよこフィルター」の右側にあるピンをクリックすると③のようにピン止めされます。

ピン止めした右上の「ひよこアイコン」をクリックすると「変換する言葉」の登録ができます。

例では「朱雀天皇」と「醍醐天皇」と登録したら、表示が「ぴよぴよ」となり右側に表示されている「ひよこアイコン」をクリックすると元の文字列が表示されるよういになります。

「ひよこフィルタ」を作った背景

見たくない言葉を「ぴよぴよ」に置き換えるという役割を組み込んだのは、作成者は汎用のアプリを開発している社長だそうで、コメント欄やSNSなどで「クタシ」「バトウ」「ヒハン」などを目にしたくないために作ったそうです。かといって、欠点の指摘などは参考にできる部分もあるので前後の脈絡から参照したい場合はひよこアイコンをクリックして読むことができるようにしたそうです。

意図せず傷つく言葉に触れるよりは意識して読むほうがメンタルには痛めつけられない効果もあるでしょう。

インターネットの時代になって人々はオーバルフェース(全人格)でのコミュニケーションからマルチフェース(多人格)のコミュニケーションが可能になりました。マルチフェースの中には、自己に内在する邪悪さを表出させることも簡単にできることから、意味もなく攻撃的な言葉を発することも容易にしています。

インターネットは言葉のゴミ溜め」といった先輩がいましたが、9割とか9割5分は、自分にとって無関係、無意味な文字(最近では動画も)のルツボとなっていることも事実です。極端な話、メジャーなメディアのニュースでさえも無関係、無意味と感じることが多いです。無関係、無意味なら読まなければ済むことです。

これがピンポイントで当事者に「意味」「価値」な言葉を投げかけることも容易にしていることに問題が発生することがあります。女子プロレスラーのタレントは誹謗中傷のコメントを連日書き込まれたということがありました。似たような事案は頻繁に発生していますし、アマゾンの書評などにも必ずと言っていいほど「★」一つが書き込まれています。

第三者にとってはどうと言うことのない話ですが、当事者にとっては重大な意味を持つこともあるわけで、心無い言葉を「ぴよぴよ」に変えられることに大いなる意味を感じる人たちにとっては福音となるツールと思います。

フィルター自体は微笑ましい仕様になっていますが、こうしたほほえましいフィルターで見たくない言葉を隠蔽しなくてはならないことには「歓迎」より「悲嘆」すべき事態といえそうです。