荘子
荘子を考える:逍遥遊《其の03》

蜩與鷽鳩笑之曰:蜩(ひぐらし)と学鳩とこれを笑いていわく 我決起而飛、槍榆枋而止:我れ決起して飛び、榆枋(ゆぼう)にいたりて止まるも 時則不至而控於地而已矣:時にあるいは至らずして地に落ちるのみ 奚以之九萬里而南為:なお […]

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枕草子
「枕草子」が描いた世界《其の02》

春は、あけぼの夏は、夜秋は、夕暮れ冬は、つとめて(早朝) 「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」とパステルで描いた絵のような色使い。 道元が鎌倉時代に「春は花 夏ほととぎ […]

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枕草子
「枕草子」が描いた世界《其の03》

藤原定子の兄の伊周(これちか)が内大臣の時に、紙の束を伊周が妹の定子に献上した。当時の紙は非常に高価なモノであり、同時に伊周は一条天皇にも紙の束を献上していた。 天皇は「史記」を書き写すことにしたと聞いて定子は醍醐天皇が […]

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大鏡
大鏡:其09《帝紀-村上天皇》

第62代 村上天皇(926-967) 醍醐天皇の第14皇子。生母は朱雀院と同じ藤原隠子。19歳で立太子。21歳で即位する。 隠子は19歳で皇太子保明親王を生んだが親王は2歳で立太子し21歳で父醍醐天皇に先立つ。朱雀院が生 […]

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荘子
荘子を考える:逍遥遊《其の01》

荘子の超越とは絶対自由な精神の世界に生きることを目指す。それは我と彼が一つであり、是と否が一つであり、可と不可が一つである世界を真実とすること。それは実在への渾沌であり、実在とは「生きたる渾沌」のこと。生きたる渾沌を愛で […]

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荘子
荘子を考える:逍遥遊《其の05》

吾有大樹:吾に大樹あり 人謂之樗:人これを樗(ちょ)と謂う。 其大本擁腫而不中繩墨:其の大本は擁腫(ようしょう)して縄墨(じゅうぼく)に中(あ)たらず 其小枝卷曲而不中規矩:その小枝は巻曲(けんきょく)て規矩(きく)に中 […]

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大鏡
大鏡:其15《帝紀-後一条天皇》

この天皇は今上天皇(つまり世継と繁樹は後一条天皇の御代に出会ったということ)。生母は藤原彰子で、藤原道長の長女。皇太后宮。 4歳で立太子。9歳で即位。29歳で崩御。 後見役は祖父でもある入道道長。叔父は関白左大臣頼通と内 […]

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荘子
荘子を考える:斉物論《其の06》

「斉物論」とは、「物を斉(ひと)しくする」という意味で「彼此(ひし)是非」の差別観を超えて万物斉一の理を明らかにする。 「逍遥遊」で自由無碍の境地を推奨した。次なる「斉物論」により「物を斉(ひと)しくする」という考えを打 […]

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枕草子
「枕草子」が描いた世界《其の12》

207段は「笛は横笛、いみじうをかし」の続き。 笙(しょう)の笛は、月の明(あか)きに、車などにて聞き得たる、いとをかし。所狭(せ)く、持てあつかひにくくぞ見ゆる。さて、吹く顔やいかにぞ。それは、横笛も、吹きなしなめりか […]

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大鏡
大鏡:其04《帝紀-陽成天皇》

第57代 陽成天皇(868-949) 清和天皇の第1皇子。母は藤原高子。2歳で東宮に立ち9歳で即位した。治世は8年で退位してから二条院にいた。退位後65年の81歳で崩御した。法事の願文に「釈迦如来の一年の兄(このかみ)」 […]

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