教養 de お役立ち
日本に科学を導いた志筑忠雄という人

志筑忠雄は宝暦10〈1760〉年-文化3〈1806〉年、長崎の蘭学者。当初はオランダ語の通訳をしていたようで、蘭書の翻訳に身をささげた。著述の半分近くは西洋天文・物理学関係の蘭書からの訳出で、「真空」「重力」「遠心力」「 […]

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ミイラ食いの大流行

「ミイラ取りがミイラになる」というのは、よくあることだと思います。というか、説得に行って説得されるという意味においてですが。 「ミイラ食いのためにミイラ取りにいく」ということがすごいことだなと感心しています。 中世ヨーロ […]

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塵芥の整理

「塵芥」と書いて「じんかい」と読んでいる。「ちりあくた」とも読む。 辞書を調べると、「値うちのないもの、つまらないもの」「ごみくず」と説明される。 正倉院では明治時代に、お宝の周りに落ちていた「じんかい」をあつめて唐(空 […]

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世界史の悪党、イギリスの蛮行

イギリスは太陽が沈まない国だった。全盛期のイギリスはヨーロッパ、アフリカ、中東、インド、アジア、アメリカ、オーストラリア、カナダと世界中を影響下においていた。 一説では、地球上の4分の1を支配下に置いていたともいわれる。 […]

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ロシア軍が「飢餓」を戦争手段としていた

1581(天正9)年、羽柴(豊臣)秀吉は鳥取城の兵糧攻めを敢行した。鳥取城の周りに築城し、近在の米を通常より高値が買い占め、さらに農民を城に追い込んで兵糧を早く尽きさせた。 そのうち食べるものが無くなると共食い(カニバリ […]

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縄文人の痕跡を現代人に探る

日経サイエンスの2024年2月号に詳しい記事が載るようですので図書館に予約しましたが、3番目なので1ヶ月先になります。ちなみに、かつては日経サイエンスを毎月図書館から借りて読んでいましたが、「記事が長すぎる」「外国の学者 […]

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藤原氏と天皇の関係

「大鏡」を読み終わり、と言っても現代訳ですが、それぞれのエピソードを自分なりに要約し、不足している情報をwikiで調べコメントとして書き加えたらA4で163ページになってしまいました。 仕上げに、登場人物の関係と天皇との […]

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卑弥呼の墓と言われるお墓

福岡県田川郡にある赤村に前方児円墳のような森があって、以前から卑弥呼の墓と言われている。タケノコを掘ると土器が出たりしている。 正式な発掘調査をしていないが、自治体の文化財担当者らは一様に、丘陵を「自然の地形」として、前 […]

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室町の王権

室町時代というと、「王権」という観点から見てみると、いろいろな動きがあった。平安時代は、まさに藤原氏が王権を蹂躙していたが、白河天皇が登場することで摂関政治から院政へと移っていった。 白河天皇が退位し、孫の鳥羽天皇も上皇 […]

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成島柳北について少し語ろう

1837年3月22日(天保8年2月16日) - 1884年(明治17年)11月30日江戸時代末期(幕末)の江戸幕府・将軍侍講、奥儒者、文学者、明治時代のジャーナリスト。 「岩倉使節団・米欧回覧実記」を読んでいます。 13 […]

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