教養 de お役立ち
志賀直哉の「焚火」から思い出したこと

あらすじとしては、雪の積もる山を登って家に帰ろうとしている息子が死にかかってしまったタイミングで、家にいる母が義理の息子を起こして、いま、山を登っている息子を迎えに行ってくれと言われて迎えに出るという話。母が「息子が呼ん […]

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七十路を「ななそじ」と読む

いままで「70代が見る景色」としていましたが、風情を重んじて「七十路」と改めました。 あっけなく 七十路となる 青畳 この俳句は「岡崎えい」による。「えい」は明治26年生まれ。雙葉女学校に通うも中退した模様。銀座2丁目で […]

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「ChatGPT」を試してみました

【質問】岸田総理の次はだれがいいですか? 【ChatGPTの答え】私は人工知能モデルであり、政治的な意要や個人的な考えを持っていません。日本の政治に関しては、国民の投票や各政党、政治家、その他の要因によって決まることが多 […]

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小林秀雄と俳句

小林秀雄は瀬戸物が好きで骨董屋に出入りしている。30年来の付き合いのあった骨董屋が死んで、その息子が小林秀雄を訪ねてきてオヤジの句集を出すので序文を書いてくれとのこと。 オヤジの日記に、序文を書くと約束したことが書かれて […]

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「小倉山荘」というお煎餅

知己からお煎餅をもらいました。 百人一首をよりどころにして和歌の心をおかきに寄せたとのこと。 これらが入っているパッケージの底に百人一首から、 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする という和 […]

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イギリスの王族の系統を調べた

ノルマン王朝[ウイリアム一世]ー[ヘンリー一世](ほかに二人の国王がいる) プランタジネット王朝ヘンリー二世はヘンリー一世の孫[ヘンリー二世]-[ジョン]-[ヘンリー三世]-[エドワード一世]-[エドワード二世]-[エド […]

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谷崎潤一郎が書く「藤原国経」とは

藤原国常という人のことは、「大鏡」には陽成天皇のところで基経と国経らが、在原業平が連れ出した藤原高子を取り戻しに行くところに登場します(高子はのちに清和天皇の妃となり陽成天皇の母となります)。 そのほかとしては「今昔物語 […]

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「徒然草」の108段

寸陰惜しむ人なし。これ、よく知れるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の、一銭を惜しむ心、切なり。刹那覚えずといへども、これを運びて止 […]

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嵯峨天皇と漢詩

「隴頭(ろうとう)に秋の月は明らかなり」 という題で嵯峨天皇が五言律詩を作っている。律詩は絶句と違って8つの句から構成される。五字から成るものと七字から成るものがあり、それぞれ五言律詩、七言律詩という。 律詩の8つ句は2 […]

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尾崎放哉の生きざま、死にざま

吉村昭が書いた「海も暮れきる」を読みました。人間が朽ち果て、死んでいくところをここまで鮮烈に描いた小説は数少ないと思います。 テレビや映画で、主人公が死ぬときは、お涙頂戴を語るだけ語ってから、やおら死ぬというのが定番です […]

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