イノシシだけが放射性物質に汚染されている

イノシシの放射線レベルは時間の経過とともに減少していくはずなのに、イノシシはその地域の他の動物と違って放射性物質で汚染され続けているという。

科学者は、その原因として「トリュフ」だと考えていた。セシウム137の半減期は30年で、イノシシの肉を調べると以前と変わらない値であった。

チェルノブイリの原子力発電所で爆発が起きたのが1986年。37年前のことである。「BUSINESS INSIDER」の記事によると「放射性降下物はドイツ南東部のバイエルン州を含む数百マイルにわたって広がり、放射性物質を土壌や森林に住む動物に沈着させた」と書いている。

チェルノブイリからドイツバイエルン州の州都ミュンヘンまでは約1,400キロ離れている。東京から稚内までで約1,100キロだから、それより遠い。しかも、ヨーロッパであろうが風は西から東へ吹くはずで、なぜ、1,400キロも離れたドイツが汚染されるのかは不明。

しかも、37年も経っているのにいまだにドイツのイノシシはセシウムに汚染されている。

原因は「トリュフ」のようだ。トリュフは地中に生え、放射性セシウムを蓄積する。そして、他の食料源が乏しい寒い時期には、イノシシはトリュフを根こそぎ食べることで、イノシシの肉にセシウムが蓄積するようだ。

チェルノブイリとドイツ・バイエルン州の位置関係と放射能の関係に関する説明がないので、およそ不明確な記事である。チェルノブイリ以外にドイツが核汚染される原因にも触れていない。

ちなみに、チェルノブイリの事故で放射能汚染した範囲を生成AIに尋ねたら「半径50キロ以内のほぼ全域と、北東方向のベラルーシとロシア国境付近150~250キロの地域に及んだ」「汚染地域は、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの事故当時のソ連邦内のみならず、ヨーロッパ地域に及んだ」「ベラルーシでは、国土の20パーセントが長半減期の核種(その大半はセシウム137:半減期は約30年)による汚染にさらされた」とあり、自己の悲惨さを物語っている。

ちなみに、広島市のホームページで原爆の放射能汚染を調べてみたら、原子爆弾によって発生したエネルギーのうち、5%が「初期放射線」となり、10%が「残留放射線」だと書かれています。となると、残りの85%はどうなっているのかについては触れられていません。

全エネルギーの10%とされる残留放射能を100として24時間以内に80が放出されたとして残りの20が、どうなったのかは不明ですが、24時間後には千分の1になり、1週間で百万分の1になったとのことです。

つまりは、残留していないということかはわかりません。

福島の事故で放出されたセシウムも半減期が30年とすると、まだまだ地中には残留しているわけで、それが帰宅困難地域なのだと思います。309平方キロメートルは帰還困難区域のままだそうです。

記事の最後に「核実験や原発事故から数十年経った今でも、セシウムはゆっくりと土壌の奥深くに浸透しているのだ」とあります。

阿武隈山系のイノシシのセシウムを検索してみたら Google では「一致する結果が見つかりません」と表示されましたが、Monicaという生成AIでは「阿武隈山系のいのししから検出されたセシウム残留は、2019年時点で1キログラムあたり100ベクレル以下となっています」とのことでした。

阿武隈山系にはトリュフがないからなのでしょうか?

まとめ

国家は、国民に隠し事があっては民主主義にもとるわけです。安倍政権では、改ざん、廃棄、隠ぺいを随分やりましたが、あれは周辺にいた人が下手だっただけで、権力は不都合を隠すわけですし、そもそも権力には不都合が付き物なわけです。不都合を糊塗できるから権力を志向するわけでもあります。

要領のいい人は、要領がいいことを人に見つけられることなく、要領よく立ち回るのだそうです。要領の良い政府は、国民に知られること無く悪事を働き隠蔽するわけですから、その意味では安倍政権は要領が悪かったのでしょう。同時に、安倍政権は、権力が長引くことで腐敗することを実証してくれました。

要するに、安芸高田市の市長も言っていますが、政治の好いも悪いも政治家のせいではなく、とどのつまりは有権者の選択の結果なわけです。

関東大震災で朝鮮人を自警団が虐殺したという話があって、殺された人の正確な数は把握されていないようですが、事実としてあったことのようです。それを、政府と東京都はかたくなに認めようとしませんが、そのかたくなさには異様なものを感じてしまいます。