株の話

「ND倍率」という指標があって、それは日経平均株価をダウ平均株価で割って算出するのだそうです。

日経平均は「円」で、ダウ平均は「ドル」ですが、そのまま割ります。ND倍率が1を上回れば日経平均が好調で下回れば不調であることになります。

2024年2月22日、日経平均株価は終値で39,098円をつけて34年ぶりに史上最高値を更新しました。アメリカの方は39,069.11ドルで終わり、わずかですが「1」を超えました。

似た考えに「ST倍率」があります。これは、S&P500種株価指数(S&P500)を東証株価指数(TOPIX)で割ります。2024年3月時点のST倍率は、2倍前後だそうです。

日本国内の使用として「NT倍率」というのがあって、これは日経平均株価をTOPIXで割ったものになります。これは10~15倍を基準に考えるのだそうです。日経平均が最高値を付けたときでも、TOPIXは最高値には届いていません。

「日経平均」は東京証券取引所に上場する「225銘柄」で構成されます。「TOPIX」は東証プライム上場の全銘柄を対象にして1968年1月4日を100としています。

「TOPIX」は去年の5月で「2071」ぐらいでしたから今年の5月8日で「2720」ですから1年で1.3倍になっています。

「日経平均」の去年の5月は「28,950円」で今年の5月8日は「38,445円」ですから1.3倍で成長率は日経平均もTOPIXもあまり変わっていません。1年で株価が1.3倍なら国民の可処分所得は下がっているそうですから、国内株の堅調ぶりには違和感を感じます。

少なくとも株価上昇の要因は国内要因ではないのだろうと思います。思い当たるのは「円安」でしょう。

このところ若干円高傾向になりつつあります。それを反映してかは不明ですが4万円を超えた3月22日に比べて5月8日は38,452円と6%ほど下がっています。あと、株価に関連する数値として政策金利があります。これも日銀次第ですが、どうなることやら。

金は4月22日に13,105円になりましたが今日の価格は12,739円と3%ほど下落しています。

「経済」という規模になると全く想像がつきませんが、周りを見回しても景気がよさそうには見えません。かといって不景気というわけでもありません。株価が日常の生活の指標のようにも思えませんが、これで南海トラフや首都直下型地震などが起きたらどうなるのかは、これまた想像を凌駕していることですので、考えることはやめます。

国民から選ばれた選良である政治家かと東京大学を有等で卒業した官僚(昔でいえば従五位以上の)が、国家国民のために最良の指導をしてくれるであろうことが頼もしい限りです。

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