「御しがたい」と「度しがたい」
石丸伸二さんのYouTube見ていたら「御しがたい」と並列に「度しがたい」と言っていた。
(以下のYouTube 、2分くらいのところ)
そこでgeminiに違いを聞いてみた。
「度しがたい」と「御しがたい」は、どちらも「どうしようもない」「手に負えない」といった意味合いの言葉ですが、ニュアンスに少し違いがあります。
度しがたい
- 意味: 救いようがない、改心させるのが難しい、という意味。
- 語源: 仏教の「済度」(救済)という言葉から来ており、人が悪い行いを改めさせて仏の教えに従わせることを意味します。
- 使い方: 主に人の性格や行動に対して使われます。例えば、「彼は本当に度しがたい人間だ」のように、改心できないほど悪い性質を持っている人に使われます。
御しがたい
- 意味: 抑えられない、コントロールできない、という意味。
- 使い方: 人だけでなく、物事や状況に対しても使われます。例えば、「この感情は御しがたい」のように、自分の感情をコントロールできない場合や、「この問題の深刻さは御しがたい」のように、問題が大きすぎて手に負えない場合などに使われます。
もう少し詳しく
- 度しがたいは、より強い否定的な意味合いを持ち、相手を非難するようなニュアンスがあります。
- 御しがたいは、状況の困難さや、自分の力不足を強調するニュアンスがあります。
まとめると
「度しがたい」は、「救いようがない」
「御しがたい」は、「制御不能」
石丸さんが、言い直しというか、並列的に使っているところを見ると、「救いようがない」のに「制御することもできない」というようなニュアンスのように思う。
つまり、テレビ朝日は「度しがたく」「御しがたく」ゆえに「許しがたい」という流れになる。
「度しがたい」の主体は、度し難い相手になる。「御しがたい」となると、「自分としては相手をどうにかできるものでもない」というニュアンスが含まれるようだ。「救いようがないのだからほっとくしかない」というあたりになる。