お餅のフレンチトースト

お餅で「フレンチトースト」、簡単で美味しいというYouTube見たので、さっそく作ってみました。
「佐藤の餅」2個、牛乳100cc。砂糖少々。卵1個。バター。
レンジでお餅と牛乳砂糖入れて3分。
よくかき混ぜて卵を入れる。それもよくかき混ぜてアルミ容器にバター入れて弱火で3分。
少し焦げたけれど、それなりになったけれど、うまくない!気持ちが悪い!
餅は、やはり醤油か海苔かきな粉か、あるいはアンコ!
それ以外は結論から言って邪道。
YouTubeでやっている料理。結構、うまくないものが少なくない。
昔、テレビで「料理の鉄人」というのをやっていた。みんな時間ぎりぎりでたいてい間に合っていた。岸朝子さんが、出来上がりを食べて「おいしゅうございます」というのだけれど、結構、うまくないのも多かったらしい。
考えてみれば、うまい物って大間のマグロがいかにうまくても、松坂の牛肉がいかにうまくても、それって、大したことではない。金出せばうまいものが食えるなんて、うまくて当たり前だから感激などない。
期待もしていなかった、なのにこんなにうまい! が本当にうまい。
遠足のおにぎりとか。
お金でモノが自由に変えるようになることで感激が薄れていく。
昔、何かをねだった時にオヤジがこんなことを言っていた。
みんなが持っているものなら、どんなに貧しくても何としても手に入れてやろう。しかし、みんなが持っていないものなら、どんなにお金があっても買ってやらない。
資本主義なんて、結果、ろくでもないマインドを形成しているだけで、挙句の果て「グローバリズム」という中国礼賛。頭のいい人がいかに強欲で愚鈍なのかがよくわかる。それは、金のカサでマインドが形成されているからだ。

こんなの食べるなら「焼き芋」でも作ったほうがましだった。焼き芋なら、芋さえうまければ蜜芋にする技を習得してあります。
餅は、やはり醤油か海苔かきな粉かアンコだ!
そういえば、みりんで煮たアンコもうまくなかった。うまくなかったから従姉妹のところに持って行った。けれど、みりんではなく砂糖で煮れば、結構うまく煮られる技を身に着けた。
我思うに
なかにはガセを上げて真似する人間を笑っているようなことだってありうる世の中です。
YouTubeとかSNSなどで真偽不明な情報が氾濫し、果てはセリージャーナリストとか思想信条に凝り固まった活動家系自称ジャーナリストが様々情報を発信します。
オールドメディアという、元来は立派なはずのジャーナリズムでさえバイアスがかかり権力の走狗となりつつある。かたや、面白くもないバラエティ番組でタレントが想像以上の稼ぎをしている。
こんな時代だからこそ、本でも読んだほうがマシになる。真贋を見極める価値観を形成しないと自我が漂ってしまう。それって、自分の人生の希薄化でしかない。
「国民民主党」がどうしようが、「再生の道」がどうしようが、国が変わるのには戦争か革命でも起きない限り100年はかかるだろう。つまり、民主主義とは退廃拡散こそすれ、発展収斂することはないことを戦後の歴史が証明している。
政治という仕組みには、「理想の実現」に対する力はない。なぜなら、何をもって「理想」ということなのか自体が「拡散」しているのだから。政党とは、当事者(立候補者)の我欲の最大公約数でしかなく、利権の別称でしかない。
先人は見通していた。「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまることなし」。
政治なんて、所詮、うたかたのしのぎに過ぎない茶番だ!