アメリカの鉄道がプアなわけ
インディアンは多くの道を作っていたが、長距離の道を作るという発想はなかった。その後、スペイン、フランス、オランダ、イギリスなどが植民地にすることで交通が整備されてくる。
最初に横断鉄道ができたのが1869(明治元)年で、1916年には路線延長が40万キロになったが、その後、自動車や飛行機に移行していった。貨物に関しては総路線長225,500kmは世界最長(2006年)で、機関車は6両で牽引することも珍しくないくらい長い貨車を引っ張っているため踏み切りの通過時間も長い。
近年では鉄道会社の統合が進んでいる。幹線鉄道を運営する一級鉄道はかつては数十社あったが、現在では統合が進み、8社のみの存在となっている
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アメリカで公共鉄道が空いたして言った原因の背景に「ロビー活動」があるという指摘があります。自動車メーカー、タイヤメーカー、石油企業がバス路線に転換させ彼らの需要増加を狙った。
手始めに市内の路面電車を買収し、頃合いを見て廃止し撤去した。路面電車会社は買収金額に目がくらみ売ってしまった。その後、政府は公共事業で州間高速道路の建設に投資をすることとした。
大量に発生してしまった路面電車をエジプト、韓国、チリなどに無償供与した。
路面電車が無くなることで、市民は自動車を買う以外になくなった。バスや地下鉄に乗るのは自動車を買えない貧乏人が乗るものという認識が広まったことも、公共交通機関のモラル低下につながった。
バイデン政権は2兆2500億ドルのインフラ投資計画を発表した。共和党は反対している。環境問題や渋滞解消という意識がどれだけ市民に浸透するかによる。コロナによって定着しつつあるテレワークがどこまで持続性があるのかにもよるが、少なくとも100キロを超えるような移動は鉄道にするべきという気がする。
ロサンゼルスーサンフランシスコが約500キロ。ワシントンーニューヨークが約330キロ。ニューヨーク―シカゴだと1000キロを超えます。
ミサイルを言いなりに買うのだから、せめて新幹線を買って欲しいものです。まさか中国の新幹線は買わないでしょうから、買う気がありさえすれば日本は有利なポジションにいますが、トランプが大好きなアメリカ人が賢明な判断をするとも思えませんけど。