ウンコの話
「ウンコ」という言い方は大人も子供(ウンチ)も使う。「便」というと本来であるなら「小便」も対象になるが大方は「大きい」ほうを意味するけれど「大便」とはあまり言わない。
「糞(くそ)」というと、お米を食べてウンコにした(米を異なるものにした)だけなのに、なんだか下品な言い方になる。「糞便」というと、口語的にはあまり使わず文書に書く時のごく一部的な使い方になる。
そのウンコは、食べたものが胃で消化され腸で栄養を吸い上げられたあとの粕がウンコになって肛門から排出されるわけです。
胃で強酸によって溶かされ、十二指腸でアルカリの胆汁と混ぜることで胃酸が中和されるとのこと。そこへ膵臓から消化酵素が分泌されて栄養素に分解される。
ということはウンコは中和されていることになるはずであるが腸内のpHによって、ウンコの色が変わるらしい。腸内が善玉菌優位で酸性なら黄色みを帯びた黄褐色に、悪玉菌が繁殖しやすい環境のアルカリ性なら黒っぽい色になる。
ようするに黄褐色のウンコなら正常で、茶色・茶褐色はやや良くない。濃い茶色は悪玉菌が繁殖しだしていることになる。
黒色(タール便)は要注意で消化管で出血している可能性があるので病院に相談するほうがいいかもしれない。同様に赤色は直腸や肛門で出血している可能性があるので、これも速攻で相談するべき。
ちなみに、小便が赤色になったら、これも自己判断せずに速攻で病院にいくべき。
仮に癌であったとしても、早期に発見さえすれば今の日本では生存の可能性は格段に高くなります。
コンビニ弁当を食べ続けたら便が黒っぽくなってきたという人がいました。コンビニ弁当には酸化防止剤が含まれているので、これが腸内で悪さをすることは考えられます。
腸まで届くというヨーグルトですが、仮に腸まで届いても、この乳酸菌は腸に定着できないそうで数日中に排出されてしまうようです。
結局は規則正しい生活と、健康な食事と、運動による、薬やサプリに頼らない自然な生活からの改善をするべきで、ポイントはウンコの色と形を見ながら生活改善をしていくのが一番よさそうです。