世界を音楽にする
「Disney Musical World Map」というからディズニーが作っているのかも。
アフリカとヨーロッパは、あれほど過酷な植民政策を強いたわりには、なかなかいいメロディになっている。
インドとロシア(シベリア)は、繋ぎ程度でしかなく、ハーモニーになっていないが、アジア、オセアニアそして中国・ロシアが登場してくると、何かがはじまりそうな音になってくる。
我らが日本は4つの音素でしかなく、あってもなくてもいい感じなのが、まさに今の日本の立ち位置を如実に示している。ハワイは1つだけの音素だけれど、存在を示している。
北米から南部に掛けて音域が下がりつつも東海岸あたりに差し掛かると、なんだか希望が持てそうなメロディーになって終わる。
ところが、アメリカから始まるバージョンもある。
始まりは北米からになるが、ジブリ風のメロディー。
南米と北米の東海岸に差し掛かるといきなりモダンになる。
ところが、ヨーロッパとアフリカに差し掛かると、なんだかバッハ風になってくる。
インドとロシアは、やはりつなぎでしかなく、アジアオセアニアが入ると少し複雑になるけれど、やはりバッハ風で終わる。
我らが日本は4つの音素でしかなく、あってもなくてもいい感じなのが、まさに今の日本の立ち位置を如実に示しているのは、欧州から始めるのと同じ。
やっぱり、アメリカから始めてもヨーロッパから始めても日本の存在は、あっても無くても影響を持たないというのが客観的な結論になる。
アメリカ大陸がジブリ&モダンなのに対して欧州・アフリカ・インド・ロシア・中国・オセアニアはひとくくりにしてクラシカル・モダンというあたりであるのも、何かを啓示しているが、アジアが軽視されているのは如実。
アジアの役割は人口増と消費と低賃金労働だけが期待されているというところですかね。