中学時代の話《その2》

当時の習志野2中には、汲み取便所の校舎が1棟残っていました。そこの便所掃除を日野と二人でやっている最中に、日野とカクテルの小瓶を前の日に買ってきておいて、授業が始まる前に二人で飲んだら、授業が始まる頃に二人とも酔っぱらってしまいました。
国語のF先生の時でした。
これは、結構な問題となり、その日は学校から二人は返されてしまって親が呼び出されることとなりました。日野のお袋は黒い着物出来ていました。
当時、親が学校に来るときは黒の和服で来る人が多かったです。うちは、洋装でした。
どういう処分になったかは覚えていませんでしたが、親が謝って済んだようでした。昭和で言えば40年頃だったと思います。
なぜなら、東京オリンピックの時は吹奏楽部だったから、東京オリンピックの翌年あたりだったのでしょう。
先生たちは、なにかというと中学生の我々にビンタを食らわせている時代でした。女の子だって、忘れ物しただけでビンタ食らっていました。
酒飲んで授業中に酔っぱらう中2も悪いけれど、ビンタを食らわせる先生たちも、今の尺度なら事件です。
石丸伸二さん風に言うなら、戦争に負けて20年。「エンタメな時代」だったと言えそうです。
続く