思想と哲学の違いとは
迷った時の生成AIということでgeminiに聞いてみました。
思想
- 広い範囲を指す: 思想は、ある特定の分野だけでなく、人生観、価値観、世界観など、人間が抱くあらゆる考え方を指します。
- 個人的な側面: 個人の経験や知識に基づいた、より個人的な考え方を指すことが多いです。
- 時代や文化に影響される: 思想は、時代や文化によって大きく変化し、多様なものが存在します。
哲学
- 体系的な思考: 哲学は、より体系的で論理的な思考を指し、存在、知識、価値、道徳など、普遍的な問題を深く探求します。
- 普遍的な問い: 人間の存在や世界の根源的な問いに対して、普遍的な答えを探求します。
- 厳密な用語と論理: 哲学は、厳密な用語と論理を用いて、概念を分析し、体系化します。
まとめ
思想と哲学は、どちらも人間の思考を扱う言葉ですが、思想はより広範囲で個人的な考え方、哲学はより体系的で普遍的な問いを探求する学問という違いがあります。
同じ質問をChatGPTにしてみました。
思想は、個人や集団が抱く信念、価値観、世界観を含む広範な概念で、あるテーマについての考え方や見方を指します。例えば、政治思想や宗教思想といった形で、その時代や文化に影響を受けながら発展します。思想は必ずしも体系的な理論や論理に基づく必要はなく、感覚的や直感的なものも含まれます。
一方、哲学は、人間、存在、知識、倫理、真理などの基本的な問題についての探究であり、論理的で体系的な方法に重きを置く学問です。哲学者たちは問いを明確にし、論理的に議論し、反証を考え、普遍的な真理を追求することが一般的です。例えば、西洋哲学の伝統では、ソクラテスやプラトンのように、思考を通じて普遍的な原則や論理を見出そうとする姿勢が特徴です。
まとめると:
- 思想:個人や集団の価値観や見方、あるテーマについての信念(体系的ではない場合も多い)
- 哲学:根本的な問題に対する論理的、体系的な探究(普遍的な原則や真理の追求)
このように、思想は広い概念で、哲学はその中でも特に方法論と論理性を重視した分野と言えるでしょう。
日本には、明治になるまで「哲学」はなかった。あったのは「思想」。奈良・平安時代も思想は中国伝来の「思想」であり、中でも孔子が活躍した。幕末頃になると朱熹による朱子学が活躍した。
教祖がいて、その教祖が話す事を弟子が文字にし、それを金科玉条として解釈をしてきた。それも訓読してはニュアンスが失われるとして荻生徂徠は漢文を上から下へと音読していたというような話もある。
幕末になると、中華伝来の思想を排除して、中華思想が伝来する以前の思想に戻さなければだめだとする「国学」が盛んになる。有名なところでは本居宣長がいる。
ともかく、「思想」は発した人を大先生として、その解釈によって自己を高めてきた。
「哲学」はというと、ソクラテス、プラトン、アリストテレスなど有名人もいるけれど、教祖にはなっていない。真理探究のために思索を尽くし、論理を体系的に探究するというけれど、哲学がどれほど人類の役に立っているのかは分からない。
ノーベル賞に文学があるけれど哲学はない。文学よりよっぽど役に立つはずのような気もするけど「哲学」は世界平和には寄与できないということなのか?
趣味嗜好のものである「文学」にノーベル賞があるのも奇異に感じている。
キリストやブッダは教祖だから宗教は哲学ではなく「思想」になる。しかし、ブッダは孔子や老子と違ってさまざまに分派して伝わっており、それぞれの宗派の違いもよくわからない。さすがに宗教は「思想」と違ってお金が動くから「利権」が生まれる。
「哲学」も「思想」も宗教のようにお金が動く仕組みにしておけば、むしろ迷える人々への御利益があったかもしれないが、今のところはインテリの知的道具でしかないように思える。