自動車業界4強にトヨタが無い

自動車業界はソフト産業になる

新4強とは「テスラ」「ウェイモ(Googleの子会社)」、中国の「BYD」と「百度」の4社になるという。ガソリン、水素やハイブリッドと、かしましいが、もう少し先を見ると、超近未来「SDV技術」と「自動運転技術」が自動車の2大要素技術になる。

SDV技術

Software Defined Vehicle

ソフトウェアによって自動車の機能や性能を定義し、アップデート可能な自動車のソフトウェア。テスラが業界の最先端で、最新のソフトウェアに更新すれば2025年の新車と同じソフトウェアで車を走らせることができる。中国のBYDも先を走っている。

一方で既存の自動車メーカー大手各社はSDV技術で遅れをとっている。

ECU(Engine Control Unit)

エンジンをコントロールするユニットだけれど、部品メーカーとの協同作業になっていたことに起源があり、分業の結果、新車の内部には20以上の別々の半導体が組み込まれることになっている。その半導体をECU(Engine Control Unit)と言う。

EVにはそういうことが無かったこともあってSDV化技術を発展させることができている。

自動運転技術

アメリカでは完全自動運転の分野ではウェイモが業界の先頭を走っている。レーダーやライダーなど最新鋭のセンサーが搭載され、走行の安全を担保している。

テスラは、2020年代前半にすでにレーダーやライダーの搭載を放棄する決断を下している。車だってカメラからの情報だけで運転ができるようになるはずというのが主張になっている。

近未来の自動車

パソコンと同じ道を歩む。メーカの差はソフトウェアの違いでしかなく、ハード(自動車そのもの)は、価格とデザインで選ぶようになり、その自動車に自分なりに育てたソフトウェアを入れて運転するようになる。

「テスラ」とグーグルの「ウェイモはライバルなので、むしろ中国の「BYD・百度」が合体して世界戦力に打ち出す可能背がある。スマホの「iPhone」と「アンドロイド」のような関係になる。

買収

USスチールを新日鉄が買収しようという動きがあって政治的にストップさせられているが、これがOKになれば、テスラがトヨタを買収する可能背も出てくる。テスラにとってメリットがあればの話だけれど。

内燃機関関連の部品メーカーは壊滅する。

2ナノの半導体

ラピダスが目指している「2ナノ」の使い道として重視しているのが画像認識だとしている。人間の目と同じ処理を人工知能にさせて自動車の自動運転をさせるためには「2ナノ」が不可欠になるとのこと。

テスラはそこをすでに狙っている。

航続距離と充電

電池技術によって、解決は時間の問題になってくる。

BYDは5分の充電で400キロ走れる電池を開発したとのこと。

私見:まとめ

トヨタは技術的及び生産能力を多岐に展開していることが、今はこの世の春を謳歌させているが、いずれは、これらとその製造人員が重しになってくる。

2025年3月28日時点のテスラの時価総額は約1,173兆円。
2025年3月28日時点のトヨタ自動車の時価総額は約4兆2,654億円。

いずれはリアリティを持つ話なってくる可能性を秘めている。

人口減少する社会では家も建たないし、車も買わない。物流も減る一方になるし地方は衰退していく。

そこそこの負担で高社会保障なんて夢の話になる。すでに政治マターではなくなっている。

最新の情報・BYDの「スーパーeプラットフォーム」

5分充電で400km走行可能

「スーパーeプラットフォーム」の主な特徴は、バッテリー、モーター、電源システムなど、車両全体が最大1000V級の高電圧に対応し 「超高速充電」 を実現できる

とはいえ、1000Vの高電圧インフラが前提となる。

2025年3月18日、BYDの株価は香港株式市場で一時6%上昇し、時価総額は約1620億ドル(約24兆円)に達した。