「SaaS」とは何のことか?

ネットで調べると、SaaSとは「Software as a Service」の略称で、「サービスとしてのソフトウェア」を意味するクラウドサービスと表示される。

Office365もAdobeも、身分を登録して、お金払って、アプリをダウンロードして、PCにインストールして初めて使える。起動の都度にネットを照会して、お金を払った登録ユーザーかの確認をされる。

SaaSは、利用契約をすればすぐに使用でき、費用は利用料金として月額または年額などで支払う。大方、無料版が用意されていて、制限がかかっていることが多い。

似た概念にASPというのもある。Application Service Providerの略称で、「特定及び不特定ユーザーが必要とするシステム機能を、ネットワークを通じて提供するサービス。あるいは、そうしたサービスを提供するビジネスモデルのこと」と定義されている。

違いがよくわからない。

SaaSの特徴は、ネットがつながりさえすれば、どこからでもそのサービスを受けられる。G-MialやLINE、Zoomなどは典型になる。パソコンにインストールして、そのパソコンに対してライセンスが与えられるわけではない。

複数のユーザーが同時に使えるとは言うけれど、ホワイトボードのようなものでもなければ排他制御しなければ同時に複数人が使えるとは思えないけれど、それを特徴としている。

ひと昔前は、インターネットとクラウドは違うというような言い方をしていたように思うけれど、最近の認識ではネットとはクラウドのことと言える。しかし、OneDriveなどでは、クラウドにファイルを保存しても、自分のCドライブに保存されていて、すきを見てクラウドと同期をとっているようだ。

だから知らずにOneDriveに保存していくとCドライブの容量を使っているので、そのうち「金払え」と言ってくる。

PCにインストールしなければ使えないのだからSaasではないのだろう。

SaaSのメリットは、導入コストを下げられるとしている。利用料金はサブスクリプション型が多く、導入コストを下げられるというけれど、使っただけの支払いの従量制の方が親切な気がするし、コストを下げられそうだ。

仮に一人年額1万円なら3年で3万円なら、永続班が買えるから5年使うなら買った方が安い。Adobeは買い取り版はやめたからAffinityにすれば1万6千円でイスㇾもどき、フォトショもどき、インデもどきが買える。

個人としてはサブスクリプションのような、頭数に対して毎月課金されるような仕組みは好きではない。従量課金か、Affinityのように廉価で、しかも買い切り方が好ましい。

クラウドは便利だけれど、お金払わないと仕組みもデータも使えない。ログインされたら、何でもされてしまう。

ちなみに「サブスクリプション」とは、ラテン語を語源としており、同意や契約に関連する意味を持つようになったという。「サブ」というからにはサブじゃないものもあるのかと思ってChatGPTに聞いたら、「スクリプション」には意味がないそうだ。

ビジネスアプリは従量課金か買い取りにするべきで、使っても使わなくても毎月課金するのは性に合わない。