「DAO」という言葉を耳にした
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、「分散型自律組織」を意味する新しい組織形態のことだそうだ。
- 参加の自由度が高い
- 透明性が高い
- 柔軟な組織構造で持続的な成長が期待できる
- 多種多様な視点からアイデアを集められる
デメリットとしては、
- 組織構成員員にセルフマネジメント能力が求められる
- 組織全体の意思決定に時間がかかる
- リスク管理や情報共有が難しい
日本型の組織は、「non-DAO」である。日本語で言うなら「中央集権組織」「閉鎖的組織」。
石丸新党の「再生の道」は、DAOであるといえる。「党」と名がついているけれど「党」としての拘束はなく、ルールは「2期8年」だけである。
議会は執行部の立てる予算の精査や、執行部の提案の是非を審査するのが本義であるので、議員として「党」に所属する必要もなければ、拘束される意味合いもない。
そこでGeminiに、「地方議会における政党やグループの必要性」を聞いてみた。
組織力と知名度の活用:
- 国政政党の組織力: 国政政党は、地方組織や支持基盤をすでに持っていることが多いです。地方議会選挙において、この組織力を活用することで、候補者の知名度向上や選挙運動の効率化を図ることができます。
- 党のブランド力: 国政政党のブランド力は、有権者に一定の信頼感を与えることがあります。このブランド力を活用することで、地方選挙においても有利に選挙戦を展開できる可能性があります。
2. 政策の統一性:
- 政策の共有: 国政政党は、党として統一された政策を持っていることが多いです。地方議会においても、この政策を共有することで、党としてのまとまりを維持し、有権者への訴求力を高めることができます。
- 国政との連携: 国政レベルで議論されている政策を、地方議会でも実現するために、国政政党との連携を強化する目的もあります。
3. 議員の連携と協力:
- 会派の形成: 国政政党に所属する議員は、地方議会において会派を形成し、共同で政策提言や議案審議を行うことができます。
- 情報交換: 国政政党本部との間で情報交換を行い、地方議会での活動に役立てることができます。
4. 有権者へのアピール:
- 安定感: 国政政党に所属する議員は、安定した政治活動を行うことができるというイメージを与えることができます。
- 政策の具体性: 国政レベルで議論されている政策を、地方の課題に結びつけて具体的に説明することができます。
しかし、地方議会における国政政党の存在は、必ずしもメリットばかりではありません。
- 地域との乖離: 国政レベルの政策が、必ずしも地域の課題に合致しているとは限らず、地域住民との間に乖離が生じる可能性があります。
- 画一的な政策: 国政レベルの政策が、地方の多様なニーズに対応しきれない場合があります。
- 中央集権化の懸念: 国政政党の影響力が強まることで、地方自治の自主性が損なわれる可能性も指摘されています。
識者や町の人は、したり顔で「政策がないのは?」というが、逆に都議会自民党や都民ファーストの政策は?と聞かれても答えられる人はいない。
議会が、なまじに国制政党や地方政党というまとまり(党議拘束など)を持つこと自体に「民主主義」として疑義あるということと、まさに、そうした組織性を排除するならば「DAO」としてのメリットを生かすことができる。
ポイントは議員としての経験年数ではなく、「自律性」だけである。議員としての経験年数などは既得権益化しているだけで、むしろ停滞を招く。
では、アメリカやロシア、中国のような「帝王」がいて、即決即断するのが健全かといえば、全くそうではないことをアメリカやロシア、中国は如実に示している。
しかし、ザッカバーグやペゾスやイーロン・マスクは「帝王」としてそっける即断することで帝国を巨大にしてきた。
ポイントは有権者の「民度」にかかっている。石丸新党の活躍ぶりは都民の民度が試されるリトマス試験紙になる。民度が低ければ都知事という「帝王」と陪臣たちによって、予算を好きに使われることになるだけだ。