「DAO」というキーワード
最近、「DAO」とか「NFT」というキーワードを目にすることが増えてきました。
この「DAO」ですが、ちょっと前にはXMLとの関連でも使われていました。それが何の役に立つのかは皆目わかりませんでしたが、なんだか難しそうであるということだけは分かります。
「DAOを使ったログイン処理」で言うところのDAOは「Data Access Object」の略称だそうで、これも、何に使うのかわかりませんが、なんだか難しそうであるということだけは分かります。
最近、目にするDAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略だそうで、日本語にすると「分散型自律組織」だそうです。「ブロックチェーンを使って管理運営する組織」だそうですが、トークンを持つことで意思決定に参加できるということです。といってもトークンは仮想通貨のことで、要するに貨幣価値をブロックチェーンにして、そこで新たなる価値を生み出そうということのようです。
ちょっと前に目にした「NFT」、つまり「代替不可能なトークン」で神田明神を動画にしたという記事がありましたが、この画像は動画の権利をトークンにしてやりとるするような市場をDAOで構築することができるわけです。
ここまでは決して詳しい説明ではありませんが、実はここからも詳しい説明をすることはできないのですが、この「DAO」は「web3.0」なのだそうです。
「web1.0」がどんなものかはわかりませんが、「web2.0」がGAFAを生み出した。その先が「web3.0」になるそうで、「ブロックチェーンを利用した非中央集権的なウェブサービス」ということのようです。ここではトークンを持つことが発言権となり、かといって多くのトークンを持つことが比例的に発言権を持つのではなく、そのDAOにおける「貢献」を数値として換算してガバナンスを維持していくという世界になるようです。
デジタル性善説の世界をブロックチェーンで構築し、よりよい世界を、政府などに依存せずに作っていこうという世界観になっていくようです。
ビットコインがいまだに破綻もせず使われ続けている事は驚きです。これとて誰かがCEOとして君臨して財務担当とか情報担当の役員がいるわけでもないのに整然と動いているのだから、生産活動をブロックチェーン化していくということは大いにあることなのだろうと、わずかながらに雰囲気だけは分かったつもりでいます。
ただ、「ガバナンス」をトークンで意思決定していくことには、きっと限界があるように思いますが、それも技術として克服していくのだろうと想像しています。