「DeepL」と言う翻訳ツールを試してみた

DeepL」と言う翻訳ソフトの精度がいいという記事があったので、さっそく試してみました。

ドイツのケルンでDeepL SEとして事業を展開。DeepL翻訳のサービスを開始した2017年8月以降、DeepLは機械翻訳の品質について新たな記録を打ち立ててきた」とあります。

DeepL」に関する記事を見る限り「Google翻訳」を超えているという高評価になっています。

そこで、たまたま「awk」のマニュアル(565ページ)が手元にあったので翻訳をかけてみましたが、文字数制限を超えているから「Proコース」にするようなメッセージが出ました。そこで、「PartⅠ The awk Language」に切り出して17ページを翻訳してみました。

読んだ感じ、あまり違和感がない日本語になっていると思います。ただ、フォントに違和感があるので変えようと思ったら、何もできないPDFになっています。

これは「無料」のサービスだからだと表記されています。そこで、切り取った元のPDFからテキストを抽出してWordに貼って、若干編集をしてからDeepLで翻訳をかけてみました。

ちなみに、翻訳の対象言語は、以下のようになっているようです。

試そうと思ったら、昨日、何回か翻訳してみたので、無料の上限に達したから「Proコース」に入るか、28日後にならないと無料でのお試しはダメだという案内が表示されました。

しかたがないので、昨日翻訳してゴミ箱に入れたファイルを復元しました。これが英文のWordをDeepLで翻訳した結果のWordですが、これも強烈なセキュリティがかかっていて、何かを直そうとしてカーソルを文中に置こうとするとファイルのトップに移動してしまいます。フォントも怪しいのですが直すことはできません。無料コースは編集不可なのはPDFだけではなくワードも同様で、かつ、サイズも5Mまでだそうです。

無料コースならば、英文をプレーンテキストにして、翻訳文から編集を掛けるのがよさそうです。

翻訳したい文章がたくさんある人は、月額換算(年払い)750円だと10Mまでのファイルを5ファイルまで。2,500円なら20Mまでのファイルを20ファイルまでとなるようですが、月額換算ということは年払いが原則だろうと思うので結構は出費になってしまいます。

アプリ無料」と言うボタンがあったので、ダウンロードしてインストールしましたが、アカウント無しでどこまで「無料」で使えるかは不明です。いずれ警告がでたら、状況を報告します。

ドイツ人の気質なのかはわかりませんが、結構「しわい」開発会社な印象があり、少しぐらいの品質的優位ならGoogl翻訳のほうが、無料でなくても親しめます。

英文を日本語に翻訳して、その日本語を再び英語に翻訳してみましたが、問題はいつまで「無料」でいるのかが見ものです。

Google翻訳とも比較してみましたが、翻訳に関する専門性の知見がないので、さほどの差があるようには思えません。

確かに、表現のニュアンスは「DeepL」に軍配を上げることができますが、あまりに強欲なソフトは「なんだかなぁ~」という気持ちが前に出てしまいます。

まとめ

Google翻訳にも文字数の制限はありますが、「お金を払え」とは言ってこないので、品質が若干劣るだけならやはり、無料に勝るものはありません。仕事でバリバリ翻訳しているようでもなければ、今のところは総合点はGoogleに軍配が上がります。

せめて無料のコースは宣伝入れるとかして、ユーザーを増やすことを優先するようなやり方に変えてもらいたいところです。

中学校で英語を習い始めるのですが、せめて日常会話レベルくらいまでの力をつけられるような教育内容なら良かったのにと今さらながらですが過ぎた時間は戻らないことを痛感しています。