「iDMS」は「挑む」のつもり
「iDMS」とは「incredible Document Managemnt Sysytem」の略称で付けています。ちなみに「incredible」は、あまりなじみのない言葉かもしれませんがアメリカの映画やドラマではちょくちょく耳にします。ようは「信じられない」「途方もない」と言う意味だそうで、そんなに途方もないわけでもないのですが、「挑む」にも似た語感で気に入っています。
ところが、今朝、「idms」としてググったら、一つにはIBMが使っていました。何に使っているのか皆目見当がつきませんが「IBM Documentation の何か」のようです。
他には、「integrated database management system」と言うのがあるようです。ほかにもいくつかあるようなので、とりあえずは使えそうです。
「incredible 」であるかは別として、いま実際にiDMSを運用しながら見えて来ている文書管理の世界は、実は「文書主義」にも通じ、「組織管理」にも通じることが分かっています。
最近、「雇用の流動化」という言葉の流れから政府要職の人材すらも「解雇規制の緩和」などという言葉を発しているようですが、雇用の流動化を実現するためには「文書主義」と「組織改革」が不可欠であり、戦後ずっと続いてきた「終身雇用」と「年功序列」に対する意識改革が前提になります。
「たかが文書管理」ですが、結果の管理でしかない。何の結果かと言えば、組織活動の結果です。管理対象になった時点で、その文書は不活化しているわけですが、組織のコストで作成し、資産であるべきはずの文書の生きた活用を視野に入れなければ道具としての文書管理にはなりえないと思います。
それを実現するのは文書管理というシステムでもなく、考えでもないというのが結論になります。それらを駆使する組織としての文化が不可欠であるということになります。それらが整然として機能する組織文化の一助となれれば「incredible 」と言えそうです。