We are the world

たまたま、「U.S.A. For Africa - We Are the World」がYouTubeで流れてきた。14年前ということ。何も考えずに見ていると涙が出そうになります。同じ時代に、これだけの才能が実在していて、それが集結しているという事実に感動しかありません。

そこからいくつかの考えが生じてきた。

考えーその1

これが日本の歌手なら、こうやって個性豊かであろうがなかろうが調子を外さずに歌えるものだろうか?

ほかの歌手とデュエットして、その場できちんとハモれるのだろうか?

考えーその2

ノーベル賞と言えばアメリカの学者がいくつも受賞する。GAFAといえば、すべてアメリカの起業である。

つまり優秀なはずである。歌手だって、こんなにうまい!

だのに、政治は「老いぼれている年寄」と「異様な白人主義者」のたった二人で大国アメリカの大統領を争うということは、政治の世界には、日本と同様に人材がいないということか?

このアンバランスは、非常に不思議なことだ。

要するに優秀な人材や清廉潔白な人材は政治などに興味を持たないということなのだろう。よって、政治の世界は、権力と金に執着する佞悪醜穢(ねいわくしゅうわい)な人材の坩堝(るつぼ)と化す。

考えーその3

世界の男の歌手でナンバー1を上げるなら「ライオネル・リッチー」。女の歌手なら「ナタリー・コール」。これが個人的意見です。

そのライオネル・リッチーが頭出しを歌っているのは、あれをプロデュースした人も同じ意見だということ。出だしにマイケルを使っていない判断はさすが!