括弧の名前と使い方を調べた
基本的には組版ルールとしていろいろな決まりがあるようだけれど、プログラミングの方でも開発言語によってルールが決められている。
「」:かぎかっこ
会話で使う。普通の使い方として綴じ括弧の直前(会話文の終わり)には句点(。)を付けない。
『』:二重かぎかっこ
会話文の中に鉤括弧を入れる場合は二重かぎかっこにする
():丸かっこ パーレン(parenthesis)
番号をくくったり、補足的な説目に使う。数式やプログラムのコードに使う
〈〉:やまかっこ
やまかっこは 〈〉 で、<> 全角の「大なり」「小なり」とは違う。山括弧は一般的に強調したい箇所や小見出し、タイトルで使用すると書かれていた。
《》:二重やまかっこ
日本語の文法においては補助記号に当たらず、決まった用途はない
〔〕:亀甲かっこ
「補足説明や注記などを表すのに用いる」とあるけれど、詳しい使い方は分からない
【】:すみつきかっこ
「語句を強調したり、本や見出しなどのタイトルを表す」とはいうものの、記事の見出しなどに使うことが多い
{}:波かっこ・中かっこ ブレース(brace)
「波かっこ」は、「中かっこ」として数式やプログラムのコードに使う
[]:角かっこ・大かっこ、ブラケット(bracket)
引用の補足や注記を表す。数式で使うときは「大かっこ」と呼ぶ
かっこの優先順位
「大かっこ(角かっこ)→中かっこ(波かっこ)→小かっこ(丸かっこ)」という順番が一般的であるが、国際的には「中かっこ(波かっこ)→大かっこ(角かっこ)→小かっこ(丸かっこ)」が多くなっているとのこと。
日本:[{()}]
国際:{[()]}