都道府県別人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移
札幌医科大学の集計です。2023年4月9日までの集計です。人口百万人あたりの新型コロナウイルスによる死者数を都道府県別にしたグラフですが、大阪がダントツ1位で北海道、高知が続きます。
大阪は全国平均の1.6倍も多く死んでいます。突出している、この3道府県が平均を押し上げていることは歴然です。
一番死者数が少ないのは新潟で百万人当たりで204.4人(0.35倍)。富山、福井が続いています。
こうした各都道府県別の死者数に、これだけの違いが出ている背景に何があるのかは、素人が軽々に口出しをするべきものではありませんが、専門家委員会からは、新型コロナ感染においては、ほとんど納得できるような説明がなされてきませんでした。
ところで、アンジェスという新興企業が国産初の新型コロナウイルスワクチンとしてDNAワクチンの開発をしていて「大阪ワクチン」として期待していたようですが、国費75億円もの巨額支援を受けていたにもかかわらず「失敗」として開発断念しています。
思い出せば、「イソジン」でうがいすれば新型コロナウイルスを防げると言っていた時もありましたが、結果とすればダントツの死者数(百万人当たり)になってしまいました。どうも総合すると政治が果たせた役割に手落ちがあったような気もしなくはありません。