南海トラフ地震が起きると連続して大地震が起きるかも

巨大地震発生から1週間以内にさらに別の巨大地震(後発地震)が発生する確率は平時の約100~3600倍になることが、東北大学、京都大学、東京大学の研究チームの試算で明らかになった

National Geographic

概ね100~150年周期で繰り返している南海トラフ地震は前回(1944、1946年)の発生から約80年経過しています。30年以内の発生確率は70~80%とされています。

1854年の安政地震は32時間後に2回目の地震が発生しています。この連続地震は3.11の東北地震でも、2016年4月の熊本地震でも起きています。

そこで世界中の地震データや記録がある南海地震のデータをもとに連続して地震が発生する確率を計算して公表しています。

あくまでも確率であって、自然現象がどのように起きるかは確定的に予報することは出来ませんが、結論からすれば大きな地震が来たら、数時間以内から数年以内に再度大きな地震がくる可能性が高いことを示しています。

プレート境界の地震の怖さは、大きさ、津波もさることながら連続するということも考慮して備えておかなければならないということになります。

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