2軸4考・2023年11月11日の巻
「2軸4考」を「にじくしこう」と呼んでいます。つまりは、軸を2本。1本は「重要度」、他が「緊急度」。これを真ん中で交差させると象限が4つ現れます。
「7つの習慣」という本では緊急度より重要度を優先させるようなことが書かれていましたが、重要で緊急なことが最優先になります。
仕事にも、いろいろな種類があります。いままでの経験からすると、「受託」中心は営業の必要が軽くなるのでどうしても寄りかかってしまいがちになりますが、売り上げが安定しません。客先が不景気になれば、あるいは、もっと優秀な外注先が出てくれば、自ずから作業量が減ってしまいます。
ということで「1対1」から「1対n」に体質を切り替えようと画策しています。
そのためには、まず、サービスを確立することが不可欠になります。と、同時に販促も。
いうほどに簡単なことではないと思うものの、それ以外に選択の余地はないのでやれるところまではやってみようと思っています。
貼り付けた写真は、そうした思いも含めて「2軸4考」で毎週4象限プロットでJOB管理をしている図です。
要領は、交差している真ん中が平均であるということです。アナログ処理なので何とでもなりますが、気持ちとして4つの象限にばらしてプロットさせることが肝心です。
Excelを使って「デジタル処理」したサンプルは「『二軸四考』というアンケート分析の考え方」に書いてありますが、加算と平均だけの処理で、4象限にプロットする方法を述べています。
「2軸4考」には、「システム篇」としてwebを使ってアンケートを行い、エクセルにダウンロードして4象限にプロットするという仕組みも提供していますが、こちらは標準偏差(の関数)を使っているだけで、基本は同じ考えに基づいています。
JOBが10も20もある場合、一度にすべてを処理することは出来ないので平均を真ん中において考え方を整理するという手法になります。
アンケートで重要なことは、アンケート結果から仮説を作るのではなく、アンケート結果と仮説を照らし合わせて、その差異を検証することが重要だということです。仮説がないところには改善は生まれません。