「小倉山荘」というお煎餅

知己からお煎餅をもらいました。

百人一首をよりどころにして和歌の心をおかきに寄せたとのこと。

これらが入っているパッケージの底に百人一首から、

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする

という和歌が書かれていました。

現代訳では「我が命よ、絶えてしまうのなら絶えてしまえ。このまま生き長らえていると、堪え忍ぶ心が弱ってしまうと困るから」とのこと。

作者は式子内親王。久安5年(1149年) - 建仁元年1月25日(1201年3月1日)。後白河天皇の第三皇女。

wikiで調べると、藤原定家や法然との恋愛関係を疑われているようです。和歌もなかなかに熱烈な恋の歌のようです。誰に当てた歌なのかが知りたいところです。また、その返歌がどのようなものであったのか。

伝説では、内親王と定家の噂が立ったため、定家の父俊成が別れさせようと定家の家にやってきた。すると定家は留守で、部屋に内親王自筆のこの歌が残されていた。これを見た俊成は二人の想いの真剣さを感じて、何も言わず帰ったという

wiki

「新古今和歌集」に多くの歌(49首)が入集されているとのこと。後鳥羽院によれば九条良経、慈円と共に式子内親王を上げている。

おかきも上品な出来栄えですが、百人一首にちなんでいるというのもさすがに京都という感じです。

いつも常食にしているのはAM/PMの「割れせんべい」130円なのですが、たまたま、帰りのスーパーのぞいたら400円で山ほど入っているおせんべいを特売していたので買ってきてあったので、京都のおかきは、それ食べ終わってからにしましょう。

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