「世界汚職ランキング」でウクライナとロシアは?
180ヵ国を対象にしています。ドイツに拠点を置く国際的な汚職監視団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」が発表しています。
黄色いところはマシな国で、赤色はマシじゃない国になります。日本は18位。ベルギー、イギリスと同じポイントでした。
アフリカで色が薄いのは「ボツワナ」だけくらいでしょうか。アジア・オセアニア地域では、なんといってもニュージーランドが堂々の3位。シンガポールが5位で、オーストラリア13位。
日本は大臣室でお金(100万円)の授受があっても、何のお咎めもない国です。翻って美濃加茂市では市長が30万円を受け取ったということで有罪判決が確定し、再審請求も棄却されましたが、執行猶予が切れてから再び市長選に出て当選しています。
決裁文書が改ざんされても誰も捕縛されないにもかかわらず民事では「認諾」とやらで全面的に非を認めて国費から1億2千万円を支弁しています。瑕疵を作った関係者からも弁済を受けていません。
パソナはコロナ関連で、100人のコールセンター人員で契約していたにもかかわらず33人だけだったとして10億円の過大請求だったようですが再委託先に損害賠償を請求すると他人事のようなセリフで、これでも出入り禁止にならない不思議な国です。
官僚と政商の天国でも18位とは立派過ぎる成績のような気がします。
話題のウクライナはおよそ123位で、対するロシアはおよそ141位。汚職では「仲間」のような感じです。これではウクライナがNATOやEUに入るのは、少し無理がありそうです。パソナや電通じゃあるまいし、戦争中に国防大臣が汚職の責任で解職される国ですから。