インクジェットプリンターの仕組み
この動画はよくできていると感心しました。
動画である理由は文字を読まなくて済むだけではなく、文字では伝えにくいことを瞬時に伝えてくれるという役割があると思います。
最近、YouTubeでお金が稼げるということから、何でも長めにグタグタと説明し、意味もない海外動画を挿入して、おおかたは機械音声を使ったものがやたらと増えているように思います。
所詮素人が一人、二人でやったところでコンテンツが尽きれば、そこで終わるわけで、そんなにクリエィティブでお金が稼ぎたいのであるなら、本を書くとか、楽曲作ってスターを目指す方が健全な気がします。
本題に戻って、この動画では光の三原色とインクの三原色の違いが、実に具体的に説明されていました。
この動画は日本語で解説されていますが、「Lesics」という英語チャンネルを日本語に翻訳しているとのことです。結局は、尽きることのない内容を選び、まともなクオリティーに仕上げるためにアニメーションなどを駆使し、ターゲットに対応する内容にして動画を作成、編集するのは容易なことではないでしょう。
そこにかけるコストに見合う収入が見込めればこそのことですが、思い付きでYouTuberなどにはなれないということでもあります。
そんなことを、この「インクジェットプリンター」の動画を見ながら考えていました。
余談
日本の社会とは、結構、自由であるはずですが、利権が絡むと極めて閉塞性の高い社会でもあるようです。例えば芸能などでは、芸能人としての才能よりも、その芸能人を抱えている事務所の力に依存する部分が大きく、その事務所はメディアとの関係によって露出を上げることが有名性=換金性に直結するという閉塞社会になっています。
歌でいえば、1946年1月19日に「のど自慢素人音楽会」が放送されてから77年も経ちますが、そこから有名な歌手になった人が何人いるのかは不明ですが、のど自慢大会で優勝した人よりもうまくない歌手はいくらでもいます。
要は実力とは関係がないところで巨大なお金が動く仕組みになっているわけで、その利権に絡んでいる人たちが関わる社会は必ず閉塞社会になるように思います。政治などは、その最たるもののようです。
素人でも才能があればチャンスをつかめるという意味でYouTubeなどが役割を持つのだとは思います。芥川賞を取る人は毎年出ますが後が続かないわけで、YouTubeでお金を稼ぐことはキャラやトークや構成もさることながらコンテンツが尽きないテーマを選ばなければならないところが難しいところだと思います。