パソコンのパフォーマンスとは
「パフォーマンス」というと「性能」と思ってしまいますが、辞書では「性能」以外にも歌舞音曲の講演にも「パフォーマンス」と言う言葉にも使っているようです。
先週、知人がパソコン買うのに同行した時、販売の人が「パフォーマンス」といってメモリの使用状況をツールで見せてくれた。
「8Gだとこれくらいで、16Gあれば安心ですよ」
とのことでしたが、それはWindows11のことと思っていました。
パフォーマンスモニターは「Windows管理ツール」「パフォーマンスモニター」で呼び出すことができます。
こんな画面が出てきます。➀をクリックすると「パフォーマンスモニター」が表示されます。➁のメッセージを見ると、「メモリ使用量を確認する際に見るべきパフォーマンス カウンタ」と言うマイクロソフトからの記事があって、難しいことが書かれていますが、「物理メモリ」と「仮想メモリ」があるという説明になっています。
➁の「Available Bytes」は利用可能なメモリと言うことで、PCには8Gを装着しているので2.3Gが使えるということになります。
「Committed Bytes In Use」は、コミット済みの割合で、100%に近付くとシステムが不安定になるそうです。
「% Processor Time」と書かれているので端的に言えば「CPUの稼働率」のようなものと考えられます。
詳しくは、「パフォーマンスモニタ徹底攻略」を参考にしてください。
メモリは、上にある戻り色の「+」をクリックすると、
左にたくさんの選択項目が現れるので「memory」を選んで「追加」「OK」とすると、
何が何だか割らない状態になりますので、表示のチェックを「% Processor Time」と「Committed Bytes In Use」だけにすると、
上の黒線が使用しているメモリで75%くらい使用してしまっていることが分かります。
上のパフォーマンスメータではOutLookとGoogle Chromeくらいしか動かしていない状態ですが、WordとExcelを立ち上げるとメモリが80%まで上がるくらいで済みますが、イラストレータとプリメーラを同時に立ち上げると、
CPUの稼働率は90%くらいになりますし、メモリの使用率も85%くらいになってしまいますので、どうしても「16G」は必要な時代になっている気がします。OSがメモリを食い過ぎているのでしょうけれど、他に選択がないのですから仕方がないですね。