「じわる」という言葉
「じわる」から連想すると「痔悪」、または「イじわる」あたりかと思いきや、「じわじわ来る」の略だそうです。 2015年には、三省堂から「新語大賞」を受賞していると言いますから、ずいぶん前から使われていたようです。そこで、三 […]
レコードマネージャの役割
日本ではあまり定着していない職業に「レコードマネージャー(記録管理者)」という職業がある。日本では、文書管理責任者のような名目はあるが、実態は伴っていなことがほとんどである。 欧米では、レコードマネージャーが組織における […]
「わかりやすい文章」とは
坪井忠二さんという方がいて「わかりやすい文章」という随想を書かれている。坪井忠二さんは明治35年生まれで東京大学の名誉教授。東京帝国大学物理学科で寺田寅彦に師事している。 その坪井さんが共通一次試験の問題を見て「実に情け […]
「業務」と「職務」を解釈する
最近の流行りですが、さっそくChatGPTに聞いてみました。 組織的な単位を「業務」と考え、その業務を実際に推敲する最小単位の役割・活動を「職務」と考えます。ここでいう「業務」は「その組織において部署固有の一連のまとまり […]
「e-文書法」の目指すもの
2005年あたりに「e-文書法」が施行されている。従来法令により書面(紙)での保存が義務付けられていた国税関係書類などの法定保存文書を、電子データで保存することを容認する法律のこと。 紙文書をスキャニングして電子化するこ […]
「てんまる」はいつから使うようになったのか
日本では中世以前、正式な文書は漢文で書かれていたので、中国と同様であった。中世以降、仮名書き文や漢字仮名交書き文が普及したが、草書体から発展した平仮名での筆記は、文章の区切りごとに繋がって綴られることが多く、また語頭とそ […]
「state」という英単語
これから「state=言明する」という語彙に対する私見を述べてみようと思います。 state 日本語に訳すと名詞、形容詞、動詞があります。 名詞としては「the」を付けると「アメリカ合衆国」になります。通常だと「州」。そ […]
「三行で撃つ」を読んで
著者は「近藤廉太郎」さんという人で朝日新聞の記者をしていたとのこと。 いまは、九州で鉄砲撃ちと百姓をしながらライティングもし、文章塾もやっているという自称「多忙・多才」な人のようです。 「自分独自の感性で世界を切り取れ」 […]