教養 de お役立ち
七十路を「ななそじ」と読む

いままで「70代が見る景色」としていましたが、風情を重んじて「七十路」と改めました。 あっけなく 七十路となる 青畳 この俳句は「岡崎えい」による。「えい」は明治26年生まれ。雙葉女学校に通うも中退した模様。銀座2丁目で […]

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三蔵法師

三蔵法師とは、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶(法師)のこと。また転じて訳経僧を指していうようになった。 wikipedia 日本では中国の伝奇小説『西遊記』に登場する人物「三蔵法師」が特に有名だが、三蔵法師と […]

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「過去の歴史を見出した」過去の歴史

江戸時代を代表する国学者の一人である本居宣長(1730~1801年)は、日本社会が古代以来中国大陸からもたらされた文化や風習にまみれてしまったことを悲嘆します。 宣長は、仏教や儒学など、中国大陸からの影響を「漢意(からご […]

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嵯峨天皇と漢詩

「隴頭(ろうとう)に秋の月は明らかなり」 という題で嵯峨天皇が五言律詩を作っている。律詩は絶句と違って8つの句から構成される。五字から成るものと七字から成るものがあり、それぞれ五言律詩、七言律詩という。 律詩の8つの句は […]

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「二人の稚児」

生成AIが「二人の稚児」を要約 【質問】谷崎潤一郎の「二人の稚児」を要約してください。 【ChatGPTの答え】「二人の稚児」は、谷崎潤一郎の代表的な短編小説です。物語は、二人の幼い兄弟が、森を散策しているところから始ま […]

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「奉教人の死」と「二人の稚児」

芥川龍之介のバックボーンは、芳醇な言葉の才能と、そしてあふれんばかりの知識だなと、つくづく感じさせられます。「侏儒の言葉」などに端的に表れています。 「奉教人の死」とは、彼の「切支丹」物の一つになります。とくに有名なのが […]

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仙人

芥川龍之介の小説で「杜子春」と「仙人」に、仙人の話が出てくる。 杜子春 杜子春は、お金もなくぼーっとしていたら仙人が出てきて「ここ掘れ」というところを掘ったら金銀がザクザク出てきて、それでいきなり金持ちになったら、多くの […]

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歌や詩の持つ価値

中国には「詩経」というものがあった。全305篇からなる中国最古の詩篇。儒教の経典である経書の一つに数えられる。もとは単に「詩」だったものが宋代(960~1279年)になって「詩経」という名になった。後漢以降宋代までは、毛 […]

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「看板」と勝手な記憶

2023年9月3日の夕焼け。浅草寺が真っ赤に燃えていました。 で、池波正太郎の「看板」を、おそらく20年ぶりくらいで再読しました。この「看板」は大好きで人にも勧めてきましたが、再度読んでみると、ずいぶん記憶と違っていたの […]

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スタインベックを読んで

スタインベックはカリフォルニア州モントレー郡サリナスで1902年に生まれた。「赤い小馬」によると、ジョディは10歳となっている。ということは、時代は1912年。日本は明治45年であった。7月30日から大正元年になる。 ニ […]

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