世相 de お役立ち
歴史の中の掘り出し物は「骨董」的価値か

森鴎外は1907(明治40)年には、陸軍軍医総監、陸軍省医務局長になっている。1915年に陸軍次官に対して辞意を表明し、1916年から「渋江抽斎」の連載を始める。 以前にも触れたように、森鴎外が「渋江抽斎」に関心を持った […]

続きを読む
世相 de お役立ち
組織の生産性と個人の能力

能力の総和 要するに「優秀」「有能」「スタープレーヤー」を集めれば、能力の総和で考えもしないような結果を生み出すのではないかと思うけれど、実際にはそうならないということになる。 最高幹部だけを集めたグループは合意に達しな […]

続きを読む
世相 de お役立ち
お金で買えるもの

市場とは「売り」と「買い」がバランスする場所になる。売るものがあっても買いがなければ成立しない。買いがあれば成立するのが市場とするなら、何が売れるであろうか。 自由診療の医療はお金で買える。上野の花見で暇な人にお金を払っ […]

続きを読む
世相 de お役立ち
人間は「摂理」と「観念」の間で生きる

天上人間一様秋 これは直江兼続の漢詩です。NHK大河の「天地人」では妻夫木聡さんが兼続をやっていました。 ストーリーは忘れてしまいましたが、兜に「愛」の字を入れていたとかで「すごい!」という印象があります。 冒頭の漢詩で […]

続きを読む
世相 de お役立ち
エゴと悪意

ショーペンハウアーの定義によれば「エゴイズム」は「自己の快楽を求める」ことであるのに対して、「悪意」は「他者の苦痛を求める」ことにあるのだそうだ。 他者を苦しめても、自分にとっては何らの利益にもならない。にもかかわらず、 […]

続きを読む
世相 de お役立ち
「操作される現実」と言う本があった

図書館から借りてきましたが、ざっと目を通してみて全く興味が持てなかったので返却しました。 「現実」とは何か? 「空想、理想などに対して 事実として目の前にあらわれているものごとや状態。また、現在、実際に存在していること」 […]

続きを読む
世相 de お役立ち
「侏儒の言葉」の意味するところ

そもそも、「侏儒」とはなにかといえば、「並外れて背丈が小さな人」と言う意味だそうです。差別用語でもあるようなことも書かれていますが、今ではそのような受け取り方をする人も少ないでしょう。 別の意味として「見識のない人」とし […]

続きを読む
世相 de お役立ち
決断と責任

戦国時代の殿様が決断して、その指図通りにやったとしても、ことが成就しなければ切腹することで責任を取るのが武士の世界だったようです。 我が親父は大東亜戦争で中国からシンガポール(昭南)からビルマ(今のミャンマー)に行ったそ […]

続きを読む
世相 de お役立ち
理論と説

その昔、マズローの「欲求階層説」という「説」があって、初めて本で読んだとき、目からうろこだった覚えがあります。同時に「自己実現」という言葉の響きに魅入られました。 しかし、後日、別の本(より、学術書に近い)を読んでいたら […]

続きを読む
世相 de お役立ち
人を殺してはいけない理由

刑法には殺人を犯すと罰すると規定されていますが、その理由は書かれていない。「自分が殺されるのが嫌だから他人を殺すのはいけない」「取り返しがつかない」というような説明が多い。 片方では、イスラエルのように軍隊を近代化できた […]

続きを読む