生物 biochemistry
「生物年齢」で考える寿命

「年齢」の考え方というと、通常は生まれた年から生きてきた年数を誕生日の回数で数えることが普通である。しかし、生物である以上「生物年齢」という考え方もある。 みた目でも、実年齢よりも若く見える人もいれば、老けて見える人もい […]

続きを読む
生物 biochemistry
「不可視な超微小生物世界のCG」という10年前のCG

最先端の科学や最先端の人類の知識を探求することは、強烈で刺激的なものです。このような発見が、科学者の原動力になっていることは確かです。しかし、殆どの医療研究者にとってこのような発見をすることは大きな目標への通過点でしかあ […]

続きを読む
生物 biochemistry
心と遺伝子

「心」はどこにあるかと言われれば「胸」のあたりという気もする。「heart」といえば「心臓」にもなる。 ゲノムは4種類の記号による30億個のコードでしかない。アミノ酸は20種類しかないが、アミノ酸がさまざまな形で結合した […]

続きを読む
生物 biochemistry
チンパンジーの記憶力

チンパンジーの社会は父系であり、女性は子供を産めるようになると群れから出ていく。ニホンザルは母系で、男は年頃になると群れから出ていく。 ほとんどの哺乳類は母系であり、霊長類で父系は少ない。テナガザルは、生まれた子供は男女 […]

続きを読む
生物 biochemistry
ネアンデルタール人の新事実が解明進行中

多くの「ヒト属」の種はアフリカで誕生し、まずヨーロッパや中東へ、そしてさらに遠方へ移り住んだ。ネアンデルタール人が移動したのは20万年前。現生人類は6万年ほど前に移動した。ネアンデルタール人と現生人類は2万年ほど共存して […]

続きを読む
生物 biochemistry
顔にダニがいる?

私たちの毛穴には2種類の異なるダニがすみついている。1つは「コニキビダニ(Demodex brevis)」で、もう1つは「ニキビダニ(Demodex folliculorum)」と呼ばれている。 私たちの顔で排泄もしてい […]

続きを読む
生物 biochemistry
「岩にしみ入る蝉の音」のセミとは

この俳句が詠まれたのは、元禄2年5月27日のことである。これは西暦では、1689年7月13日になる。場所は、山形県の立石寺(りっしゃくじ)。 仙台に住んでいたころには山寺駅を何度も通過したけれど、一度も山寺に登ることはな […]

続きを読む
生物 biochemistry
飛んで火に入る夏の虫

ナショナルジオグラフィックに「なぜ虫は光に群がるのか、長年の謎をついに解明」という記事がありました。 虫が明るい場所に向かって飛ぶのは、光に引き寄せられるのではなく、光の方向を「上」と勘違いしているせいだった。 とのこと […]

続きを読む
生物 biochemistry
猫の腎臓病が治る!

猫には腎臓病が多い。それを除去できるのが「AIM」というたんぱく質だそうだ。AIMがうまく働かないと「肥満」になる。腎臓病にもAIMが関係している。 そして、猫の血中にはAIMがない。 ペット用の薬は、人間用の薬の量を調 […]

続きを読む
生物 biochemistry
こころの誕生

進化は脳の内側から外へと進み、表層に近いほど高次の機能を持つようになっている。特にヒトの脳では前頭前野と頭頂葉下部の皮質が異常に発達した。 五感から入ってくる様々な情報を前頭前野が整理して「現実」を構築している。現実の世 […]

続きを読む