生物 biochemistry
犬とキツネの子

2021年、ブラジルで車にはねられた「イヌ」が動物保護センターに持ち込まれたが、獣医師は、この「イヌ」が奇異なことに気が付いた。 スタッフはイエイヌとイヌ科の野生動物とのハイブリッドじゃないかと考えた。そこで、遺伝学者に […]

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「岩にしみ入る蝉の音」のセミとは

この俳句が詠まれたのは、元禄2年5月27日のことである。これは西暦では、1689年7月13日になる。場所は、山形県の立石寺(りっしゃくじ)。 仙台に住んでいたころには山寺駅を何度も通過したけれど、一度も山寺に登ることはな […]

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光合成の歴史

光合成生物の共通祖先を「LPCA(Last Phototroph Common Ancestor)」という。LPCA誕生の真価の概要は、 光合成の起源は、はっきりしていなかったが35億年前であることがわかった。バクテリア […]

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動物の模様を“数学”で解く

生き物にはなぜ模様があるのか? 動物園に来る子が必ず飼育員に聞く質問だそうです。 遺伝で規定されていることは間違いがないと思います。どういう理由であれ、進化にとって、それが有利だったから、その形質が今に至るまで継承されて […]

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「生物はなぜ死ぬのか」という本

著者は小林武彦さんと言って生命科学の教授だそうです。DNAの話や細胞の話が出てきて、素人にはよくわからないことも書かれています。 結論としては、生物には「死」があることによって進化することができたという話です。中には他の […]

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カブトムシのツノのゲノム解析

MITテクノロジーレビューの2023年7月13日の記事にカブトムシの角に関する記事がありました。 基礎生物学研究所、金沢大学、モンタナ大学などのチームはカブトムシのゲノムとミトコンドリアを解読してツノ形成の遺伝的メカニズ […]

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地球で最初の生命は、進化では誕生できない

ダーウィンによれば、生物は進化して今のようになったという。人間は遡れば類人猿になり、もっとさかのぼれば4つ足の動物で、さらにさかのぼればDNAを持ったアメーバのようなところに至る。 そこからさらにさかのぼれば、タンパク質 […]

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卵子の成り立ち

日経サイエンス2023年10月号の冒頭に大阪大学教授の林克彦さんのことが掲載されていました。林さんは「卵子」を研究しています。今ではiPS細胞で卵子を無限に作り出せるようになっています。 2023年3月 ロンドン、「ヒト […]

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生命の誕生

46億年前に地球が誕生したという。その10億年後には微生物の化石が残っているから、40億年くらい前には微生物が誕生していたことになる。そこで3つの主要な仮説があるようだ。 1.大気と雷から誕生した 初期の地球の大気は窒素 […]

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コウモリの知能

経験を思い出して次の行動に生かしたり、前もって計画を立てたりするような認知能力が、コウモリにもあるらしい。 コウモリをGPSトラッカーで追跡し、対象のコウモリがどのようにエサを集めているのかを調査した。 そこから分かった […]

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