生物 biochemistry
精子と卵子による寿命への影響

2024年6月の記事である。 大阪大学微生物病研究所の研究チームによる発表。淡水魚のオスとメスから、精巣や卵巣を残し、精子と卵子を取り除いて寿命を調べた。 その結果、オスの寿命は13%延び、筋肉や再生能力や骨なども維持さ […]

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生物 biochemistry
心と遺伝子

「心」はどこにあるかと言われれば「胸」のあたりという気もする。「heart」といえば「心臓」にもなる。 ゲノムは4種類の記号による30億個のコードでしかない。アミノ酸は20種類しかないが、アミノ酸がさまざまな形で結合した […]

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生物 biochemistry
学力における遺伝と環境の影響

双生児の研究によると学業成績における遺伝的要因は、おおむね50%だそうだ。幼少期や小学校低学年の時は、環境要因が強く出るようだが、年齢が高くなるにつれて遺伝的要因が強くなる。 教科でいれば、算数・数学は遺伝的要因が低いと […]

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生物 biochemistry
生物が大型化した理由

なぜエディアカラ紀に生物の身体が複雑化・大型化したのか、その理由はよく分かっていない。 ちなみに、エディアカラ紀とは、新原生代クライオジェニアンの終わりから古生代カンブリア紀の始まりまでの約6億2000万年前〜約5億42 […]

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生物 biochemistry
左右非対称を考える

共同研究グループは、哺乳類の発生過程の初期に体の左右の違いを決定するシグナルが、「機械的な力」によって制御されていることを明らかにしたという記事を見つけました。 ヒトやマウスの内臓は、心臓が体の左側にあるなど非対称に配置 […]

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教養 de お役立ち
日本最古の植物化石

岩手県大船渡市の地層から約4億年前の植物化石を発見したとのこと。古生代前期デボン紀のもので、これまで日本で見つかっていた最も古い化石より1000万年ほど前のもので、最古の植物化石だそうだ。 現在の大船渡市に分布する「中里 […]

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生物 biochemistry
性決定の不思議な世界

ヒトの性のデフォルトは「女性」だそうだ。それをY染色体のSRYという遺伝子が妨害することで「男性」にしている。つまり、ヒトは全て女性になりたがっているということ。 Y染色体は、今に至る間に突然変異などで淘汰され、染色体自 […]

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生物 biochemistry
カブトムシのツノのゲノム解析

MITテクノロジーレビューの2023年7月13日の記事にカブトムシの角に関する記事がありました。 基礎生物学研究所、金沢大学、モンタナ大学などのチームはカブトムシのゲノムとミトコンドリアを解読してツノ形成の遺伝的メカニズ […]

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生物 biochemistry
動物の模様を“数学”で解く

生き物にはなぜ模様があるのか? 動物園に来る子が必ず飼育員に聞く質問だそうです。 遺伝で規定されていることは間違いがないと思います。どういう理由であれ、進化にとって、それが有利だったから、その形質が今に至るまで継承されて […]

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生物 biochemistry
宇宙に生命が生まれる確率

知的生命体の存在確率 一般的に、これだけ星があれば、どこかに知的生命体があるはずだとする考えが、広く浅く蔓延していると思う。調べたわけではないから根拠はないけれど。 この宇宙の星がどうやって誕生したのかなどの議論は、素人 […]

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