「NAS」を使う

YouTubeで「大切なデータはNASで管理しよう」と言う動画が上がっていたので後学のために見ました。

というのは10年以上前くらいにBuffaloのRAIDのNASに無停電装置をつけて使っていたのですが、レイドの1つのハードディスクが壊れたとの警告が出されました。

ハードディスクは4個で動いていたのですが1つが壊れても残っている3個のハードディスクでちゃんと正常にアクセスできるのは大したものです。Buffaloに連絡すると壊れたハードディスクの在庫はあるものの結構高いし、年数も経っているからほかのハードディスクもいずれ壊れるだろうから買い替えたほうがいいというような意見でしたので買い替えることにしました。

同じ時期に無停電装置も電池寿命が来たので、本来であれば両方買い替えなければならないところですが、3Tの単独ハードディスクのNASを1万円ちょっとで買ってきて無停電装置は無しです。

NASでレイドを組むというのはデータの保全のためです。データが保全されているのであればレイドまでは必要ないという判断をしました。

我々は、ローカルのPCのデータドライブで作業をします。そして帰るときにNASにバックアップします。そのNASは週に1回、他のハードディスクにバックアップするようにしていますので、火事でも起きない限りは何とかなるようにはしています。とはいえ、一瞬たりとも停止できない組織もあるでしょう。そのような職場には、このようなNASがあるべきでしょう。

とはいえ、YouTubeを見ていてNASの価格がかなり下がっているのは感心しました。

推奨している機種は、TerraMaster F4-423です。

内蔵するハードディスクはウエスタンデジタル社のREDを推奨しています。

このハードディスクを買うときはプラス1個買っといたほうがいいと思います。レイドはハードディスクが壊れてから買っても間に合うとは言うものの、予備があれば安心です。

レイドを使う以上は無停電装置もあるべきでしょうが、合わせても15~20万の範囲内に収まりそうです。10年前に比べると半値以下になっている感じですね。

蛇足

蛇足ですが、バックアップを取ることは絶対に必要ですが、ファイルを削除するルールを作っておかないとたまる一方になります。何年か経つと収拾がつかなくなってしまうので注意が必要です。