「わかりやすい文章」とは
坪井忠二さんという方がいて「わかりやすい文章」という随想を書かれている。坪井忠二さんは明治35年生まれで東京大学の名誉教授。東京帝国大学物理学科で寺田寅彦に師事している。 その坪井さんが共通一次試験の問題を見て「実に情け […]
運命の分かれ道《オー・ヘンリーの場合》
イヴォンヌとケンカしたダヴィドは村を出てパリを目指した。 左の道 15キロほど歩くとT字路となりダヴィドは迷った後、左へ行くことにした。 30分ほど歩くとぬかるみにはまって難儀している馬車が見えたので手伝ってやったら紳士 […]
弥生から明治までの生活痕跡が残る遺構発見
先日書いた「エタの源流」に登場していた「佐比里(さいのさと)」すなわち「賽の河原」から7キロほど南西に川を下ると宇治川と木津川が合流して、淀川になります。 桓武天皇が奈良から出てきて作ろうとした都が「長岡京」になりますが […]
「徒然草」の108段
寸陰惜しむ人なし。これ、よく知れるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の、一銭を惜しむ心、切なり。刹那覚えずといへども、これを運びて止 […]
今さら考える「民主主義」
民主主義とは「ギリシア語のdemos(人民)とkratia(権力)という二つの語が結合」したものだそうで、「人民多数の意志が政治を決定することをよしとする思想や、それを保障する政治制度あるいは政治運営の方式」と言うことに […]
「エタ源流考」を青空文庫で読んでみた
図書館から「橋のない川」を借りてきました。本は7巻まである大作です。全編に「エタ」が書かれていますが、「エタ」が差別されていることは分かったのですが、そもそも「エタ」とは何か? かくも凄惨な差別を受けなければならな理由は […]
脳科学と生命倫理における課題とは
2013年の記事を見つけました。アメリカの大統領は懐かしオバマさんでした。今から9年前に「生命倫理」に関して大統領評議会の会合で議論しています。 この時点で議論となるテーマを5つにして以下に紹介します。記事は「Newsw […]