運命の分かれ道《オー・ヘンリーの場合》
イヴォンヌとケンカしたダヴィドは村を出てパリを目指した。 左の道 15キロほど歩くとT字路となりダヴィドは迷った後、左へ行くことにした。 30分ほど歩くとぬかるみにはまって難儀している馬車が見えたので手伝ってやったら紳士 […]
「少年時代」から連想したこと
iTunesでランダムに音楽をかけています。たまたま井上陽水の「少年時代」がかかりました。映画の「少年時代」は藤子不二雄の原作で藤子不二雄が戦時中に疎開した富山をモデルにしているとのことですが、後味は決して良くなく、しか […]
「ChatGPT」を試してみました
【質問】岸田総理の次はだれがいいですか? 【ChatGPTの答え】私は人工知能モデルであり、政治的な意要や個人的な考えを持っていません。日本の政治に関しては、国民の投票や各政党、政治家、その他の要因によって決まることが多 […]
イワン・イリッチの死
この小説の作者とタイトルが分からなくて「ロシアの小説で、主人公は検事で、出世競争の中で裁判官を目指している。しかし、脚立から落ちた影響で重篤な病にり患する。家族は面倒を見てくれないが下男が嫌な顔一つしないで下の世話までし […]
順天堂と明治早々の医療
「胡蝶の夢」という本と荘子の寓話 司馬遼太郎の歴史小説に『胡蝶の夢』というのがある。黒船来航によって幕末の日本が大きく動き出す中、蘭学を学び、幕府の奥医師となった松本良順と、彼の弟子である島倉伊之助(司馬凌海)の生き様を […]
七十路を「ななそじ」と読む
いままで「70代が見る景色」としていましたが、風情を重んじて「七十路」と改めました。 あっけなく 七十路となる 青畳 この俳句は「岡崎えい」による。「えい」は明治26年生まれ。雙葉女学校に通うも中退した模様。銀座2丁目で […]
「徒然草」の108段
寸陰惜しむ人なし。これ、よく知れるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の、一銭を惜しむ心、切なり。刹那覚えずといへども、これを運びて止 […]