教養 de お役立ち
ミイラ食いの大流行

「ミイラ取りがミイラになる」というのは、よくあることだと思います。というか、説得に行って説得されるという意味においてですが。 「ミイラ食いのためにミイラ取りにいく」ということがすごいことだなと感心しています。 中世ヨーロ […]

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イワン・イリッチの死

この小説の作者とタイトルが分からなくて「ロシアの小説で、主人公は検事で、出世競争の中で裁判官を目指している。しかし、脚立から落ちた影響で重篤な病にり患する。家族は面倒を見てくれないが下男が嫌な顔一つしないで下の世話までし […]

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谷崎潤一郎が書く「藤原国経」とは

藤原国常という人のことは、「大鏡」には陽成天皇のところで基経と国経らが、在原業平が連れ出した藤原高子を取り戻しに行くところに登場します(高子はのちに清和天皇の妃となり陽成天皇の母となります)。 そのほかとしては「今昔物語 […]

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「奉教人の死」と「二人の稚児」

芥川龍之介のバックボーンは、芳醇な言葉の才能と、そしてあふれんばかりの知識だなと、つくづく感じさせられます。「侏儒の言葉」などに端的に表れています。 「奉教人の死」とは、彼の「切支丹」物の一つになります。とくに有名なのが […]

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仁徳天皇陵

その昔、岡山に行ったとき、古墳があるとのことで見物に行ったら、ただの林というか小山でしかなかった。箸墓古墳だって、古墳と言われているからそうなのかとも思うけれど、知らないで行ったら、ただの池と小山でしかない。 大阪にはか […]

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塵芥の整理

「塵芥」と書いて「じんかい」と読んでいる。「ちりあくた」とも読む。 辞書を調べると、「値うちのないもの、つまらないもの」「ごみくず」と説明される。 正倉院では明治時代に、お宝の周りに落ちていた「じんかい」をあつめて唐(空 […]

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「拘留」と「拘留」と「留置」

「留置されていた外国人の男性が意識のない状態で見つかりその後死亡 千葉県警」という記事(2023年4月24日)がありました。2022年9月に逮捕されて7ヵ月も警察の留置場に拘禁されていたというのに驚きました。 そこで、な […]

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正しい戦略とは何だったのか

秦郁彦の意見 41年時点で日米開戦不可避とすれば南方資源を確保しインド洋に進出しイギリスを弱体化させるのは最善の策 東条英機の弁(昭和20年2月16日) 開戦前に、わが海軍の実力に関する判断を誤った。わが攻勢は印度洋に向 […]

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「タップダンス」を調べる

この動画は「ニコラス・ブラザース」の1936年の動画だそうですが、弟の方は1921年生まれと言いますから、1936年だと15歳ということになるので、もっと前の感じがします。1930年代初頭の感じでしょう。となると、昭和恐 […]

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三星堆と銅鐸

中国は四川省。成都の北にある三星堆遺跡から出土した青銅と日本で発見される銅鐸の成分が一致しているとのこと。 三星堆のある場所を地図で示すとこんな感じになります。 この遺跡となった文化は「上限を新石器時代晩期(紀元前280 […]

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