七十路を「ななそじ」と読む
2023年7月8日
いままで「70代が見る景色」としていましたが、風情を重んじて「七十路」と改めました。 あっけなく 七十路となる 青畳 この俳句は「岡崎えい」による。「えい」は明治26年生まれ。雙葉女学校に通うも中退した模様。銀座2丁目で […]
「渋江抽斎」という人を知ってますか?
2023年3月9日
1805年、弘前藩の侍医、渋江允成と3人目の妻縫との子として江戸の神田に生まれる。儒学を考証家・市野迷庵に学び、迷庵の没後は狩谷棭斎に学んだ。医学を伊沢蘭軒から学び、儒者や医師達との交流を持ち、医学・哲学・芸術分野の作品 […]
ルイス・カーンという建築家
2022年12月13日
建築には、ありていにいえば芸術的な建築と、工学的な建築と、その中間の建築があると思うのです。 モニュメント性を付与されている建築物があると思います。あるいは、巨大な空間から人々を畏怖させるような宗教建築物などもあります。 […]
「徒然草」の108段
2022年9月7日
寸陰惜しむ人なし。これ、よく知れるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の、一銭を惜しむ心、切なり。刹那覚えずといへども、これを運びて止 […]
「米欧回覧実記」から見えること《その2》
2022年10月15日
遣欧米使節団がサンフランシスコからワシントンへ向かったのが明治4(1872)年の12月だった。大雪のロッキー山脈を越えてソルトレーク、オマハを経てシカゴに着く。シカゴが市になったのは1837年のことで彼らが着く40年ほど […]
「天皇家の葬儀」は、なぜ仏式から神式になったのか
2024年12月9日
「江戸時代(孝明天皇)までの天皇の葬式は仏式だったそうですが、明治なると突然神式になる理由は何ですか」と生成AIに聞いてみたら、geminiは「現時点ではそのリクエストには対応できません」と回答を拒否しました。 そこで、 […]