「米欧回覧実記」から見えること《その1》
時は明治4年。樋口一葉が誕生した年でもある。フルベッキの権限に従って大隈重信(条約改定御用掛)による遣欧米使節団の計画が太政大臣三条実美の指示のもとに進められていたが、岩倉使節団に切り替えられた。その背景として薩長閥の反 […]
浅草神社と三社の由来
2023年5月19、20、21日は三社祭だそうで、大層な人の出になっています。今朝(21日)は、各町会の祭り装束の人たちで町の小路はあふれかえっています。 各町にはそれぞれ御神輿があり、笛太鼓を奏でる屋台もあって、にぎや […]
尾崎放哉の生きざま、死にざま
吉村昭が書いた「海も暮れきる」を読みました。人間が朽ち果て、死んでいくところをここまで鮮烈に描いた小説は数少ないと思います。 テレビや映画で、主人公が死ぬときは、お涙頂戴を語るだけ語ってから、やおら死ぬというのが定番です […]
死刑になる「罪」とは
日本の刑法において、刑罰として「死刑」になるのは、 内乱(第77条)外患誘致(81条)外患援助(82条)現住建造物等放火(108条)激発物破裂(117条)現住建造物等浸害(119条)汽車転覆等及び同致死(126条)往来危 […]
米国は中国に対して戦略的失敗を繰り返してきた
ブリンケンの訪中は前向きな兆しがあるという印象を与えた。席順を見る限りでは、習近平が皇帝の位置に座り、外国に使節団と官僚が向き合う形になっていた。 バイデン政権が中共を封じ込めることを期待していた人は一方的な幻想であった […]
日本の法律と世界標準
日本にいると日本の法律が「法律」という認識のすべてになります。しかし、世界には、それぞれの法律があって、日本の法律と違うことも少なくないようです。 たとえば、最近話題の「放送法」をめぐる話題の始まりは、平成3(1993) […]
運命の分かれ道《オー・ヘンリーの場合》
イヴォンヌとケンカしたダヴィドは村を出てパリを目指した。 左の道 15キロほど歩くとT字路となりダヴィドは迷った後、左へ行くことにした。 30分ほど歩くとぬかるみにはまって難儀している馬車が見えたので手伝ってやったら紳士 […]
ロシア軍が「飢餓」を戦争手段としていた
1581(天正9)年、羽柴(豊臣)秀吉は鳥取城の兵糧攻めを敢行した。鳥取城の周りに築城し、近在の米を通常より高値で買い占め、さらに農民を城に追い込んで兵糧を早く尽きさせた。 そのうち食べるものが無くなると共食い(カニバリ […]