人を殺してはいけない理由
2024年9月4日
『文藝』37巻 2号 (1998年夏)。14歳の中学生に「なぜ人を殺してはいけないの? 」と聞かれた答え。 「なぜ人を殺してはいけないの?」と君は聞くけれど、なぜそんなことを聞くんだい? そもそも君は「人を殺したい」って […]
荘子を考える:斉物論《其の13》
2024年9月1日
適得而幾矣:適得にして幾(つ)(尽)くす 自己の本分をとげて自己の生を楽しむこと。荘子の結論。 「得」に「適」すこと。自己が得ているもの、つまり、持ち前に適う生き方をするのが、人として生まれた真価である。 「持ち前」とい […]
「インタビュー」という難しさ
2024年8月31日
政治であれ経済であれ金融であれ、あるいは学問の世界であれ、医学であれ、その世界でそれなりの実績を上げている人、努力をしている人にインタビューをする場合、それらの人々が描いている世界観を、それらの人々なりにしゃべらせるだけ […]
なぜ髪は白くなるのか
2024年8月28日
自分の場合は、白くなる前に薄くなっている。これも老化。白くなるのは「毛包」に原因があるとのこと。 毛包(もうほう、英語: hair follicle)は、毛を産生する哺乳類の皮膚付属器官である。毛の産生には幹細 […]
「岩にしみ入る蝉の音」のセミとは
2024年8月27日
この俳句が詠まれたのは、元禄2年5月27日のことである。これは西暦では、1689年7月13日になる。場所は、山形県の立石寺(りっしゃくじ)。 仙台に住んでいたころには山寺駅を何度も通過したけれど、一度も山寺に登ることはな […]