世界の自由度 国別ランキング

自由度の世界ランキングがありました。

GLOBAL NOTE というサイトにありました。

100点満点で100点なのが「フィンランド」「ノルウェー」「スウェーデン」

ニュージーランド、カナダ、デンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、サンマリノ、ベルギーと続いて「日本」が96点で11位でした。

米国は83点で59位。香港は、それでもまだ健闘していて42点の130位。ロシアは16点の170位。

中国が9点で182位。北朝鮮は、それでも3点もあって194位。最下位が南スーダンとシリアの1点。197位でした。

自由度が100点満点の9点でしかない中国が、自由度83点のアメリカを人権意識が低いと指摘している。

点数の客観性、正当性の是非は分からないけれど、仮に戦前の日本や江戸時代の日本、あるいは平安時代の日本をこの順位にプロットしたらどうなるのかなと思う。

それでも中国以下ということはないような気もする。自由度がないということは、可能性も少ないということ。まさに封建時代のようなもので、いかに頑張っても、いかに天才的であったとしてもぼんくらな世襲の大名や武士を超えることは出来なかった。

それでも、努力を放棄せず、変革を求め、変革を起こしたことで、日清・日露を戦う下地にはなった。それというのも、何をしてもいいという自由に社会的な制限があったこともあって、自己の耽溺するべき狭隘な世界に没頭したという作用は、不自由故にあったことは否めない。

太平洋戦争で完膚なきまでに叩き潰され、アメリカ的価値観がはいることで、自由を謳歌できるようにはなったが、狭隘な世界での耽溺よりも「金儲け」を優先する自由を得たことが、文化としてプラスなのかマイナスなのかはわからない。

自由だから文化が開花するわけでもなさそうだし、かといって不自由だから文化が開花するわけでもない。いえることは、天才は常にいて、開花を目指している。ここに金儲けが絡むことで、闊達な才能の開花が阻害されことがあるとするなら、一つの視点として金儲けが自由を阻害していると言えるのかもしれない。

金儲けができないからこそ言える遠吠えでした。

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