「小倉山荘」というお煎餅
知己からお煎餅をもらいました。 百人一首をよりどころにして和歌の心をおかきに寄せたとのこと。 これらが入っているパッケージの底に百人一首から、 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする という和 […]
谷崎潤一郎が書く「藤原国経」とは
藤原国常という人のことは、「大鏡」には陽成天皇のところで基経と国経らが、在原業平が連れ出した藤原高子を取り戻しに行くところに登場します(高子はのちに清和天皇の妃となり陽成天皇の母となります)。 そのほかとしては「今昔物語 […]
「奉教人の死」と「二人の稚児」
芥川龍之介のバックボーンは、芳醇な言葉の才能と、そしてあふれんばかりの知識だなと、つくづく感じさせられます。「侏儒の言葉」などに端的に表れています。 「奉教人の死」とは、彼の「切支丹」物の一つになります。とくに有名なのが […]
芥川龍之介の「トロッコ」から連想したこと
芥川龍之介の「トロッコ」では、「小田原熱海間間に軽便鉄道敷設の工事が始まったのは良平8つの年だった」という書きだし方始まります。 1896(明治29)年には、人車鉄道という人間が押す鉄道があったそうです。乗客は「上等」「 […]
「西洋紀聞」における新井白石とシドッチ
文京区小日向で3体の遺骨 260年の間、人口100万人の大都市だった江戸(東京)の地下にトンネルを掘れば墓地に当たることは少なくない。その結果、景気が良くなると人骨の収蔵が増えるという。 文京区小日向1丁目23番地:丸ノ […]
安藤忠雄のYouTubeを正月から見る
元旦の朝にYouTubeを見ていたら安藤忠雄の自己語りが出てきたので見ていました。 勝手な分類になりますが、建築には2種類あると思っています。「建設」的な建築物と「造形」的な建築物。それにかかわる設計者を敢えて分類すると […]
ピラミッドに関する話
ピラミッドは4500年前に作られた。死後、神々の一員になると思われていた。 最初のピラミッドを作ったのはクフ王だった。1個2.5トンから15トンの意志が230万個使われたと推定されている。 2番目のピラミッドはクフ王の息 […]