ダビデ像がポルノになった
Newsweek 2023年3月28日19時53分掲載の記事で「ダビデ像はどうしてポルノじゃないの?」というのがありました。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023 […]
七十路を「ななそじ」と読む
いままで「70代が見る景色」としていましたが、風情を重んじて「七十路」と改めました。 あっけなく 七十路となる 青畳 この俳句は「岡崎えい」による。「えい」は明治26年生まれ。雙葉女学校に通うも中退した模様。銀座2丁目で […]
後藤新平から見る明治という時代
いい話だが長すぎる 何が言いたいのか最後まで読んだら「後藤新平」の事ではなく、「人材発掘」と「英明な人材の流動」。その前提とするべきは、幕末を生きた人間たちの「人間力」と言える。 逆に、このすべてが欠如しているのが、令和 […]
運命の分かれ道《オー・ヘンリーの場合》
イヴォンヌとケンカしたダヴィドは村を出てパリを目指した。 左の道 15キロほど歩くとT字路となりダヴィドは迷った後、左へ行くことにした。 30分ほど歩くとぬかるみにはまって難儀している馬車が見えたので手伝ってやったら紳士 […]
スタインベックを読んで
スタインベックはカリフォルニア州モントレー郡サリナスで1902年に生まれた。「赤い小馬」によると、ジョディは10歳となっている。ということは、時代は1912年。日本は明治45年であった。7月30日から大正元年になる。 ニ […]
漢文の素養はありますか?
江戸時代までの学者は純正漢文の読み書きは前提であった。 日本では科挙が定着せず、公家、寺家、武家はすべて世襲となっていく。しかし、それぞれの権門において実力を持ったのは実務を担った中流実務階級であり、その層の厚さが日本の […]
「小倉山荘」というお煎餅
知己からお煎餅をもらいました。 百人一首をよりどころにして和歌の心をおかきに寄せたとのこと。 これらが入っているパッケージの底に百人一首から、 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする という和 […]
「看板」と勝手な記憶
2023年9月3日の夕焼け。浅草寺が真っ赤に燃えていました。 で、池波正太郎の「看板」を、おそらく20年ぶりくらいで再読しました。この「看板」は大好きで人にも勧めてきましたが、再度読んでみると、ずいぶん記憶と違っていたの […]
日本に科学を導いた志筑忠雄という人
志筑忠雄は宝暦10〈1760〉年-文化3〈1806〉年、長崎の蘭学者。当初はオランダ語の通訳をしていたようで、蘭書の翻訳に身をささげた。著述の半分近くは西洋天文・物理学関係の蘭書からの訳出で、「真空」「重力」「遠心力」「 […]