「怖い」は「快楽」なのか
生物学的な恐怖反応は非常に複雑であり、扁桃体から前頭葉まで、さまざまな脳領域に影響を与える神経伝達物質とホルモンが関係している。 この複雑な反応が、ストレスのような不快な感情と、安心感のような快い感情の両方を引き起こす。 […]
地球で最初の生命は、進化では誕生できない
ダーウィンによれば、生物は進化して今のようになったという。人間は遡れば類人猿になり、もっとさかのぼれば4つ足の動物で、さらにさかのぼればDNAを持ったアメーバのようなところに至る。 そこからさらにさかのぼれば、タンパク質 […]
ゴールトンと双子と遺伝子
フランシス・ゴールトンといえば、人間の才能が遺伝によって受け継がれると主張した人物で、はじめて「優生学(Eugenics)」という今日、きわめて評判の悪い言葉を使い、広めたことでも知られている フランシス・ゴールトンは、 […]
イノシシだけが放射性物質に汚染されている
イノシシの放射線レベルは時間の経過とともに減少していくはずなのに、イノシシはその地域の他の動物と違って放射性物質で汚染され続けているという。 科学者は、その原因として「トリュフ」だと考えていた。セシウム137の半減期は3 […]
「生物年齢」で考える寿命
「年齢」の考え方というと、通常は生まれた年から生きてきた年数を誕生日の回数で数えることが普通である。しかし、生物である以上「生物年齢」という考え方もある。 みた目でも、実年齢よりも若く見える人もいれば、老けて見える人もい […]
「岩にしみ入る蝉の音」のセミとは
この俳句が詠まれたのは、元禄2年5月27日のことである。これは西暦では、1689年7月13日になる。場所は、山形県の立石寺(りっしゃくじ)。 仙台に住んでいたころには山寺駅を何度も通過したけれど、一度も山寺に登ることはな […]
飛んで火に入る夏の虫
ナショナルジオグラフィックに「なぜ虫は光に群がるのか、長年の謎をついに解明」という記事がありました。 虫が明るい場所に向かって飛ぶのは、光に引き寄せられるのではなく、光の方向を「上」と勘違いしているせいだった。 とのこと […]