「枕草子」が描いた世界《其の07》
16か17歳の藤原定子は、清少納言を女房にしたのには、明確な理由があったはずである。 清少納言の父親である清原元輔も歌人であったし、祖父の清原春光に関しては詳細が不明となっているが、曽祖父の清原深養父は、勅撰歌人であり勅 […]
大鏡:其13《帝紀-一条天皇》
円融天皇の第1皇子。生母は藤原詮子(藤原兼家の次女)。5歳で東宮に立ち、7歳で即位した。治世は25年。詮子は17歳で円融天皇に入内し、19歳で一条天皇を生んだ。藤原詮子は、道隆、道兼、道長の母・時姫と同母の兄妹であった。
「枕草子」が描いた世界《其の12》
207段は「笛は横笛、いみじうをかし」の続き。 笙(しょう)の笛は、月の明(あか)きに、車などにて聞き得たる、いとをかし。所狭(せ)く、持てあつかひにくくぞ見ゆる。さて、吹く顔やいかにぞ。それは、横笛も、吹きなしなめりか […]
荘子を考える:斉物論《其の12》
道行之而成:道は之を行きて成り物謂之而然:物は之を謂いて然りとす惡乎然:悪(いず)くにか然りとするや然於然:然るを然りとす惡乎不然:悪くにか然らずとするや不然於不然:然らざるを然らずとす 道は人が歩くことからできるもので […]
大鏡:其09《帝紀-村上天皇》
第62代 村上天皇(926-967) 醍醐天皇の第14皇子。生母は朱雀院と同じ藤原隠子。19歳で立太子。21歳で即位する。 隠子は19歳で皇太子保明親王を生んだが親王は2歳で立太子し21歳で父醍醐天皇に先立つ。朱雀院が生 […]
「枕草子」が描いた世界《其の20》
「其の19」で「宮中を出て400メートル南に行った「朝所に移る」としたのは、定子が喪中だからとしたものの、実際には関白・道隆が死去したことにより冷遇がはじまっていたということ。 屋のいとふるくて、瓦ぶきなればにやあらむ、 […]
「枕草子」が描いた世界《其の13》
枕草子の主人公と言えば「藤原定子」。それを支えているのが一条天皇になる。主要なわき役としては定子の兄の伊周。枕草子では貴公子として描かれているが、大鏡では短慮でどうしようもない若者くらいの書かれ方でしかない。書かれている […]
大鏡:其07《帝紀-醍醐天皇》
第60代 醍醐天皇(885-930) 宇多天皇の第1皇子といい生母は藤原胤子(いんし)。胤子は藤原高藤の息女。9歳で皇太子に立った。11歳で元服し13歳で天皇に即位した。夜の御殿から冠を被って自ら践祚の宣言をしたとのこと […]
荘子を考える:斉物論《其の06》
「斉物論」とは、「物を斉(ひと)しくする」という意味で「彼此(ひし)是非」の差別観を超えて万物斉一の理を明らかにする。 「逍遥遊」で自由無碍の境地を推奨した。次なる「斉物論」により「物を斉(ひと)しくする」という考えを打 […]