夜間排尿

日本排尿機能学会が2002年に行った調査によると、60代では39.7%、70代では62.0%、80代では83.9%の人が夜間排尿の症状を抱えており、予備軍を含めると、40歳以上の約4500万人が夜間頻尿を患っている

プレジデントオンライン

夜間に2回以上、トイレに行く人は、1回以下に比べて死亡率が2倍になるとか。「夜間排尿の回数が一晩に2回以上あると死亡率が29%増加し、3回以上になると46%増加する」という報告もあるようです。

体のさまざまなホルモンのバランスも、7時間眠ることで整うとのことで、夜間頻尿で睡眠の質が低下するとホルモンのバランスが乱れる件もあり、心身にさまざまな不調が表れる可能性が高まりそうです。

多くの場合、ホルモンの減少、腎臓機能や膀胱機能の低下、筋力の低下、睡眠のリズムの乱れなど、加齢に伴う体の変化を原因として頻尿になるとのこと。

ホルモンの影響で夜間に作る尿の量が増えることもあるようです。また、横になることで足にたまっていた水分が心臓にあがってきて「利尿ペプチド」というホルモンを分泌することもあるとのこと。

夜間に作られる尿の量が高齢になると増える傾向があるようで、65歳以上の場合は3分の1以上、若年者では5分の1を超える場合、夜間多尿であるとするようです。つまり、高齢者のほうが夜間に尿を作る量が増える傾向があるわけです。

高齢になることで排尿筋が過活動になることもあるようです。その結果としてわずかの量の尿で尿意を感じてしまうことになります。

そのほかのことととして、高齢になることでメラトニンの分泌量が減少し、睡眠が浅くなることがあるようです。眠りが浅く、目が覚めることで尿意を感じるという循環もあるとのこと。

結論

いずれは、寝たまま起きなくてもいいようになりますが若返るしか有効な対策はなさそうです。

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